あいこおう【相呼応】
読者カード 用例 2017年12月06日 公開
用例: | (美術世界の題言)ハルトマンが個物の能く一天地をなして、大千世界と相呼應するところより、小天地想と名づけしは是なり。 |
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『柵草紙の山房論文』 1891年 森鴎外 | |
語釈: | 〔名〕(「あい」は接頭語)物事が互いに応じあうこと。 |
コメント:刊年は原文の期日によった。
編集部:第2版では、国木田独歩『渚』(1907)からの例が早いのですが、さらに、16年さかのぼることになります。
著書・作品名:柵草紙の山房論文
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1891年
著者・作者:森鴎外
掲載ページなど:青空文庫〔『森鴎外全集第七巻』、1971〕
発行元:筑摩書房