あいしく【相如・相若】
読者カード 用例 2017年12月16日 公開
用例: | 両人の名誉は相如くほどの位置にをりて、定家以後歌の門閥を生じ、探幽 以後画の門閥を生じ、両家とも門閥を生じたる後は歌も画も全く腐敗致候。 |
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『再び歌よみに与ふる書』 1898年2月14日 正岡子規 | |
語釈: | 〔自カ四〕(「あい」は接頭語)性質や状態などが互いに匹敵する。 |
コメント:2版の例よりも古い。年代は本文末尾の註〔『日本附録週報』明治三十一年二月〕による。
編集部:第2版では、久保田万太郎『春泥』(1928)からの例が早いのですが、さらに、30年さかのぼることになります。
著書・作品名:再び歌よみに与ふる書
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1898年2月14日
著者・作者:正岡子規
掲載ページなど:青空文庫〔正岡子規『歌よみに与ふる書』(岩波文庫)、1955〕
発行元:岩波書店