日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

あいしく【相如・相若】

読者カード 用例 2017年12月16日 公開

2017年12月15日 江東遊民さん投稿

用例:両人の名誉は相如くほどの位置にをりて、定家以後歌の門閥を生じ、探幽 以後画の門閥を生じ、両家とも門閥を生じたる後は歌も画も全く腐敗致候。
『再び歌よみに与ふる書』 1898年2月14日 正岡子規
語釈:〔自カ四〕(「あい」は接頭語)性質や状態などが互いに匹敵する。

コメント:2版の例よりも古い。年代は本文末尾の註〔『日本附録週報』明治三十一年二月〕による。

編集部:第2版では、久保田万太郎『春泥』(1928)からの例が早いのですが、さらに、30年さかのぼることになります。

著書・作品名:再び歌よみに与ふる書

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1898年2月14日

著者・作者:正岡子規

掲載ページなど:青空文庫〔正岡子規『歌よみに与ふる書』(岩波文庫)、1955〕

発行元:岩波書店