アイゼン
読者カード 用例 2018年01月18日 公開
用例: | 捜索にきていた二人の人の降って行くのを見送ってスキーをアイゼンに変えて頂上に向う。〔乗鞍岳、一九二九年一月五日〕 |
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『単独行』 1929年 加藤文太郎 | |
語釈: | 〔名〕(シュタイクアイゼン ドイツ Steigeisenの略)登山用具の一つ。登山靴の底につける鋼鉄製のとがった爪を持つ金具。凍った雪上を歩くときに、すべり止めにつける。クランポン。 |
コメント:2版の例よりも古い。刊年は記載日による。
編集部:2005年1月29日付けで、末広鉄男さんに、高須茂『登山技術』(1939)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、10年さかのぼることになります。
著書・作品名:単独行
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1929年
著者・作者:加藤文太郎
掲載ページなど:青空文庫〔加藤文太郎『単独行』,1970〕
発行元:二見書房