ねこまたぎ【猫跨】
読者カード 用例 2018年01月23日 公開
用例: | 今度の正月は塩鮭を一尾ほしいものだと考へた。それも舌が曲るほど塩からいのがいい。いはゆる猫またぎである。 |
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『鮭』 1949年 井伏鱒二 | |
語釈: | 〔名〕(1)魚が大好物の猫さえも跨いで通るようなまずい魚。 |
コメント:用例がなかったので。
解題に1949年1月14日『毎日新聞』に発表。『川釣り』(岩波新書1952年)に収録とあります。
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。
著書・作品名:鮭
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1949年
著者・作者:井伏鱒二
掲載ページなど:38ページ〔『井伏鱒二全集 第十三巻』、1998〕
発行元:筑摩書房