日国友の会



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ハトロン

読者カード 用例 2018年01月27日 公開

2018年01月23日 ねじり草さん投稿

用例:私は小鳥の死骸をハトロンの封筒に入れて、それを持つて保証人のうちを再び訪ねようとした。
『うぐひす』 1930年 井伏鱒二
語釈:〔名〕(オランダ patroon ドイツ Patrone から)(2)「ハトロンし(─紙)」に同じ。

コメント:さかのぼります。解題に1930年1月16日『報知新聞』に発表、
『なつかしき現実』(改造社1930年)に収録。底本には同書とあります。

編集部:2008年6月3日付けで、末広鉄男さんに、石坂洋次郎『麦死なず』(1936)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、6年さかのぼります。

著書・作品名:うぐひす

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1930年

著者・作者:井伏鱒二

掲載ページなど:540ページ〔『井伏鱒二全集 第一巻』、1996〕

発行元:筑摩書房