テンパイ【聴牌】
読者カード 用例 2018年01月31日 公開
用例: | 断然、安あがりのアルシヤルでテンパイしろつて言ひたいね。 |
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『井伏鱒二全集 第三巻「仕事部屋」』 1997年 井伏鱒二 | |
語釈: | 〔名〕(中国語から)マージャンで、あと一枚必要な牌がくれば上がりとなる形、または状態。転じて、十分に用意が整うことにいう。 |
コメント:モダン語漫画辞典だけだったので。解題に1931年『都新聞』に発表、『仕事部屋』(春陽堂1931年)に収録。底本には同書とあります。
編集部:第2版では、文例としては、阿川弘之『ぽんこつ』(1959-60)からの例がそえられていますが、さらに、29年さかのぼることになります。
著書・作品名:井伏鱒二全集 第三巻「仕事部屋」
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1997年
著者・作者:井伏鱒二
掲載ページなど:28ページ
発行元:筑摩書房