日国友の会



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ジャムパン

読者カード 用例 2018年02月08日 公開

2018年01月26日 ねじり草さん投稿

用例:彼はそんなことをいつて、ジヤム・パンを食卓に載せ、私の枕元に持つて来た。
『井伏鱒二全集 第三巻「鳩時計」』 1932年 井伏鱒二
語釈:〔名〕(洋語 英 jam +ポルトガル pa~o )《ジャミパン》パン種にジャムをいれて焼いた日本特有の菓子パン。

コメント:さかのぼります。解題に1932年1月1日から2月1日まで『報知新聞』に発表、『文芸年鑑』1932年版(改造社1932)に収録。底本には『報知新聞』を用いたとあります。

編集部:第2版では、宮本百合子『三月の第四日曜』(1940)からの例が早いのですが、さらに、8年さかのぼることになります。

著書・作品名:井伏鱒二全集 第三巻「鳩時計」

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1932年

著者・作者:井伏鱒二

掲載ページなど:379ページ

発行元:筑摩書房