日国友の会



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きそづける【基礎付―】

読者カード 用例 2018年01月31日 公開

2018年01月26日 monoさん投稿

用例:私が自己の内部生活を、實在の上に基礎づけようする要求に忠實であるならば、(略)(「異性の内に自己を見いださんとする心」)
『愛と認識との出發(18版)』 1921年3月23日 倉田百三
語釈:〔他カ下一〕ものごとの基礎、根拠を与える。

コメント:少々さかのぼります。岩波書店の同題本の大正10年10月25日第一刷、昭和14年第三十刷では、「基礎づけようとする」となっていました。

編集部:第2版では、勝本清一郎『芸術運動に於ける前衛性と大衆性』(1929)からの例が早いのですが、8年さかのぼることになります。

著書・作品名:愛と認識との出發(18版)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1921年3月23日

著者・作者:倉田百三

掲載ページなど:101~102ページ

発行元:岩波書店