日国友の会



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けいとうづける【系統付】

読者カード 用例 2018年02月07日 公開

2018年01月26日 monoさん投稿

用例:此の全集は、云はば今日の事情に於て、最も偏する所のない、最もよく系統づけられた叢書であると云つて差支ない。
『最もよく系統づけられた戯曲叢書』 1927年4月1日 岸田国士
語釈:〔他カ下一〕ある事象を、すでにある体系のなかに位置づける。

コメント:初出が「近代劇全集内容見本」(第一書房、1927年4月1日発行)とのことなので、さかのぼると思います。

編集部:第2版では、伊藤整『小説の方法』(1948)からの例が早いのですが、さらに、21年さかのぼることになります。

著書・作品名:最もよく系統づけられた戯曲叢書

媒体形式:その他

刊行年(月日):1927年4月1日

著者・作者:岸田国士

掲載ページなど:青空文庫〔『岸田國士全集20』、1990〕

発行元:岩波書店