ムーランルージュ
読者カード 用例 2018年02月23日 公開
用例: | 甲州のどこがいいのか私自身にもわからないが、譬へばムーランルージユの見物に行く癖の人が、たびたびムーランルージユに行くのと同じ理窟だらう。 |
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『井伏鱒二全集 第七巻「ミツギモノ」』 1938年 井伏鱒二 | |
語釈: | 【二】〔二〕〔一〕を模した日本の軽演劇劇場。昭和六年(一九三一)佐々木千里が新宿に創設。都会風で風刺的な感覚がインテリ・学生層にうけ、浅草のカジノフォーリーに対抗した。 |
コメント:用例がなかったので。解題の631頁に1938年『新潮』1月号に発表。『陋巷の唄』(春陽堂1938年)に収録、底本には同書とあります。
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。
著書・作品名:井伏鱒二全集 第七巻「ミツギモノ」
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1938年
著者・作者:井伏鱒二
掲載ページなど:9ページ〔『井伏鱒二全集 第七巻』、1997〕
発行元:筑摩書房