タイトル一覧

3 件

《中世》《文芸評論》で絞り込み
32  無名草子
(むみょうぞうし)
藤原俊成女
当時の美意識や志向がよくわかる日本最古の文芸評論集
老尼が、女房たちの語りあう話を聞いて記したという構成。『源氏物語』を中心に『狭衣物語』や『夜の寝覚』、『浜松中納言物語』などの物語、歌集、小野小町や清少納言、和泉式部、紫式部、皇后定子、上東門院などの女性論が語られる。散逸物語類を知る資料としても貴重。「建久物語」「無名物語」などの別名がある。作者は藤原俊成女(むすめ)と言われている。
[鎌倉時代(1198~02年ごろ成立)][文芸評論]
《校注・訳者/注解》 久保木哲夫
86  連歌論集
(れんがろんしゅう)
二条良基、心敬、宗祇ほか
室町時代に花開いた座の文学、連歌の神髄を語る
連歌は南北朝時代に中世詩として確立され、1356年連歌初の撰集、関白・二条良基(よしもと)撰の准勅撰『菟玖波(つくば)集』が成立した。以後、宗祇(そうぎ)や宗長など専門連歌師も登場し、多くの連歌論が書かれた。二条良基の『筑波問答』(1357~72年)、僧・心敬の『ひとりごと』(1468年)、宗祇の『老(おい)のすさみ』(1479年)、宗長の『連歌比況集』(1509年ごろ)など5作品を収録。
[南北朝時代~室町時代][文芸評論(連歌論)]
《校注・訳者/注解》 奥田 勲
87  能楽論集
(のうがくろんしゅう)
世阿弥
優雅な理想美「幽玄」を追求する世阿弥の芸術論
能役者の世阿弥(ぜあみ)は、室町幕府3代将軍足利義満の庇護のもと、能を大成させた。能の作品を数多く残す傍ら、優れた芸術論である能楽論を書き残した。現存する21編の能楽論のうち、『風姿花伝』(1400年ごろ成立)、『花鏡(かきょう)』(1424年)、『至花道(しかどう)』(1420年)、『三道』(1423年)、『拾玉得花(しゅうぎょくとっか)』(1428年)、『習道書(しゅどうしょ)』(1430年)の6編をおさめる。
[室町時代][文芸評論(能楽論)]
《校注・訳者/注解》 表 章
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