編集方針

  1. この辞典は、日本で現在用いられ、また過去用いられたことわざ・格言・故事成句・慣用句・俗信・俗説・ことば遊び・軽口・地口などを広く採集して一定の基準によって配列し、その一々について、意味や用法を解説し、極力実際の用例を示すと共に、必要な注記を加えるものである。
  2. 項目の記述は、次に掲げる要素から成り立ち、項目ごとに、必要な要素をこの順に示す。
    1. 頭見出し
    2. 頭見出しの漢字
    3. ことわざ項目見出し
    4. ことわざ項目見出しの語釈
    5. 用例文、掲載書名
    6. 補説
    7. 欧文表示
  3. 見出しのかたち、及び解説文は現代仮名遣いにした。漢字は、常用漢字表(二〇一〇年告示)に示された字については、同表にある字体を使用した。
  4. 日本各地で言い習わされてきた、いわゆる俗信・俗説については、見出しの直後に〈俗信・俗説〉を付け、他のことわざ・故事成句などと区別できるようにした。
  5. 語釈のよりどころとして、また、ことわざが実際にどう使われてきたかを示す資料として、多数の用例を収録した。多数の俚諺集のほか、古代から現代に及ぶ日本の文献、中国で成立した文献、全国各地の方言や俗信を収録した資料などから用例を採集した。
  6. 西洋起源のことわざについては、欧文欄を設け、英語、ラテン語、フランス語、ドイツ語などの原語を示した。
  7. 語釈、用例以外に、必要に応じて補説欄を設け、意味の変遷、語源、類似表現との異同などを詳しく解説した。
  8. 「主要ことわざ資料一覧」「主要日本文献一覧」「郷土・俗信資料一覧」「漢籍資料一覧」を付し、用例に使用した主な文献の書名、読み、作者、成立年または刊行年を記載した。
  9. 本辞典は、上代から現代に至る多数の文献をよりどころとして、我が国で使われてきたことわざや俗信などの意味・用法を明らかにすることを目的とした辞典である。本書に収録したことわざや俗信、また用例として掲げた文の中には、過去における社会状況や、人々の認識の実態を反映して、今日の視点からすれば差別的であると思われる語句や内容を含んだものが存在している。もとより差別は許されるものではなく、編集にあたっては項目・用例の選択や解説文の表現において十分配慮したが、日本におけることわざや俗信の歴史、日本人の思考・感情のすがたを、歴史的かつ客観的に把握するための資料としての重要性にかんがみ、そのまま収録・掲載した項目や用例もある。
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