日本大百科全書(ニッポニカ)

動画像認識
どうがぞうにんしき

動画像からその特徴をつかみ、対象を識別するパターン認識技術。ディープラーニング(深層学習)は静止画像の認識率が高いが、現在は、動画像の認識に適用する研究が多い。一方で、静止画像からその後の数秒を予測する研究もある。静止画像認識では形状の認識が主となるが、動画像認識では動作の認識が主となる。ロボットに人間の動作を理解させるのは、重要な研究分野である。たとえば、ロボットが人間の作業を見ることにより(動画像認識)、同様の作業を行うようにするという研究がある。しかし、動作をまねするだけでなく、その意味を推測するためには対象に関する知識が必要であるため、これを実現するのは、いまのところかなり困難である。
[中島秀之]2019年8月20日