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日本歴史地名大系

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日本歴史地名大系
斜里岳
しやりだけ

斜里町の南部、斜里平野の南に位置する標高一五四四・八メートルの火山。山頂は斜里町および清里きよさと町、根室支庁管内標津しべつ郡標津町の境となる。標高七〇〇メートル以上は斜里岳道立自然公園に指定されている。山腹を水源として斜里川・忠類ちゆうるい川源流となる一の沢いちのさわ川・あきの川などが流下する。近藤重蔵本「西蝦夷地分間」には「シヤリ嶽」、「廻浦日記」には「シヤリ岳」、「協和私役」安政三年(一八五六)八月一一日条には「シヤリ山を見る高し(中略)シヤリ山は見ゆれども他山は雲其上を掩て見へず」などと記される。近代に入ると「北見国地誌提要」に「斜里山」、「北海道志」巻六・「事業報告」第一編に「斜里嶽」とあり、漢字の山名表記は明治維新後すぐに定着したと思われる。昭和一一年(一九三六)にはイギリス人ストラットンが日食観測を行ったことでも知られる(斜里町史)。当岳は見る場所によって山容に大きな変化があり、斜里市街地からみると均整のとれた三角形で、清里町からは双耳峰の特徴がよく現れる。南側からみた山容は一変し、山頂から南斜里岳(一四四二・一メートル)に続く尾根が強調され、東側の根北こんぽく峠からは山頂南西にあるドーム型の一四五二メートルの無名峰が目立つ。登山道は清里町清岳せいがく荘からの清里コースが一般的で、斜里町三井みついからの玉石沢たまいしざわルートがそれに次ぐ。残雪期には山頂直下まで雪渓が続くの沢ルートが春山の好ルートとして知られる。山頂からは知床しれとこ半島から斜里平野を経て網走市能取のとろ岬までのオホーツク海、川上かわかみ弟子屈てしかが町の摩周ましゆう湖や阿寒あかんの山並などが見渡せる。山開きは六月の最終日曜日。山頂直下には昭和一〇年創立の斜里岳神社がある。

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検索コンテンツ
1. 斜里岳画像
日本大百科全書
北海道東部、知床(しれとこ)半島の基部にある山。オホーツク総合振興局管内の斜里町、清里町(きよさとちょう)、根室(ねむろ)振興局管内の標津町(しべつちょう)にま ...
2. 斜里岳[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
ヌプリは山の意)とよばれていたという。山頂から中腹にかけての一帯は斜里岳(しゃりだけ)道立自然公園となっており、訪れる登山客も多い。写真は斜里岳北麓(ほくろく) ...
3. しやりだけ【斜里岳】北海道:網走支庁/斜里町
日本歴史地名大系
火山。山頂は斜里町および清里町、根室支庁管内標津郡標津町の境となる。標高七〇〇メートル以上は斜里岳道立自然公園に指定されている。山腹を水源として斜里川・忠類川源 ...
4. しやりだけどうりつしぜんこうえん【斜里岳道立自然公園】北海道:網走支庁
日本歴史地名大系
その東の根室支庁管内標津郡標津町にまたがる斜里岳を中心とする道立自然公園。昭和五五年(一九八〇)一一月一三日標高約七〇〇メートルから上部、面積二九・七九平方キロ ...
5. 網走(支庁)
日本大百科全書
く、ほかに窯業・土石製品、金属などの工業も行われる。知床(しれとこ)国立公園、網走国定公園、斜里岳(しゃりだけ)道立自然公園がある。岡本次郎 ...
6. 網走国定公園画像
日本大百科全書
、網走湖畔の湿生植物群落(国の天然記念物)などがある。公園の東部では、藻琴山(もことやま)、斜里岳を背景に広大な草地に乳牛の放牧が行われて、牧歌的光景が展開する ...
7. あばしりしちよう【網走支庁】北海道
日本歴史地名大系
平成一二年(二〇〇〇)は三三万八千四七八人に減少した。一方、知床・阿寒の両国立公園、網走国定公園、斜里岳・天塩岳の両道立自然公園など観光資源に恵まれてレジャー産 ...
8. いおうざん【硫黄山】北海道:網走支庁/斜里町
日本歴史地名大系
でも硫黄山の標高は六三五メートルと記される。その後昭和一〇年代前半に斜里村が発行した「観光の斜里岳と知床半島」では「硫黄山」は標高一五九八メートルと記されて現在 ...
9. いわおべつおんせん【岩尾別温泉】北海道:網走支庁/斜里町/遠音別村
日本歴史地名大系
「状況報文」には温泉が「イワウペツ川ノ岸ニ湧出ス」と記される。昭和一〇年代前半に斜里村が発行した「観光の斜里岳と知床半島」には「イワウペツ温泉」と紹介され、「キ ...
10. うなべつだけ【海別岳】北海道:網走支庁/斜里町
日本歴史地名大系
ートルの火山。山頂は斜里町と根室支庁目梨郡羅臼町および標津郡標津町の境界となる。知床連山から斜里岳に至る主稜線上に位置し、なだらかな稜線が広がる女性的な山容を見 ...
11. おあかんだけ【雄阿寒岳】北海道:釧路支庁/阿寒町
日本歴史地名大系
ガンコウランなどの高山植物に覆われている。頂上からは阿寒湖、パンケトー、ペンケトーをはじめ、雌阿寒岳・斜里岳・釧路湿原などを望むことができる。 ...
12. おんねべつだけ【遠音別岳】北海道:網走支庁/斜里町
日本歴史地名大系
〇・五メートルの火山。山頂を通る稜線は斜里町と根室支庁目梨郡羅臼町の境界となる。知床連山から斜里岳に至る主稜線上に位置し、斜里からはなだらかな南西尾根を望むが、 ...
13. 清里(町)画像
日本大百科全書
小清水町)の一部が分離して上斜里村を構成、1955年(昭和30)町制施行とともに清里町と改称。斜里岳の西斜面を占め、国道334号、斜里川に沿ってJR釧網(せんも ...
14. 清里[町]
世界大百科事典
ら分村して上斜里村となり,55年町制施行に際して小清水と斜里から各1字をとって清里町とした。斜里岳(1547m)の西斜面を占め,斜里川沿いに釧網本線が通じている ...
15. きよさとちよう【清里町】北海道:網走支庁
日本歴史地名大系
清里峠から摩周湖の外輪山にかけての地域が阿寒国立公園に指定され、裏摩周展望台があるほか、斜里岳の標高七〇〇メートル以上は斜里岳道立自然公園に指定されている。近世 ...
16. くすりばしよ【クスリ場所】北海道:釧路支庁/クスリ
日本歴史地名大系
北のシャリ場所との境は「シャリ領ワツカウイより山え上り、ルウチシと申峠を以て境に相定め候」と斜里岳から藻琴山に続く稜線に設定されていたが、その後ヲタウニが境とさ ...
17. こしみずかいがん【小清水海岸】北海道:網走支庁/小清水町
日本歴史地名大系
も知られる。また当地を含む海岸部一帯は昭和三三年(一九五八)七月に網走国定公園に指定された。斜里岳を背景に湖沼と自然草原が広がる風景はオホーツク地方の代表的な景 ...
18. 標津[町]
世界大百科事典
北海道東部,根室支庁標津郡の町。人口5646(2010)。根室海峡に面し,町域には根釧(こんせん)台地,斜里岳(1547m)南東斜面などの山地を含み,標津川,ポ ...
19. 標津岳
日本大百科全書
標高1061メートル。千島火山帯に属し、新第三紀~第四紀の火山活動の産物と推定される。北方の斜里岳より火山体の侵食が進み、山頂にわずかな緩斜面を残す。地質は普通 ...
20. しべつだけ【標津岳】北海道:根室支庁/中標津町
日本歴史地名大系
さらに上るとダケカンバの純林があり、頂上付近にはハイマツの群落がある。頂上からはとくに北方の斜里岳と西方弟子屈町内の屈斜路湖の眺めがよい。 ...
21. しべつちよう【標津町】北海道:根室支庁
日本歴史地名大系
海別岳(一四一九・四メートル)・錐山(七二〇・七メートル)・瑠辺斯岳(六五九メートル)・斜里岳(一五四四・八メートル)と南斜里岳(一四四二・一メートル)・サマッ ...
22. 斜里(町)画像
日本大百科全書
ウトロはその観光基地。2005年(平成17)ユネスコの世界自然遺産に登録された。また、斜里岳周辺は斜里岳道立自然公園域。面積737.12平方キロメートル、人口1 ...
23. 斜里[町]
世界大百科事典
北海道東部,網走支庁斜里郡の町。人口1万3045(2010)。町域はオホーツク海に面する小平野とその背後の斜里岳,摩周カルデラ北麓の山地,知床半島の北西斜面から ...
24. しゃり【斜里】
日本国語大辞典
北海道北東部、網走支庁の郡。羅臼岳・斜里岳の北斜面にあり、オホーツク海に面する。明治二年(一八六九)北見国の一郡として成立。 ...
25. しゃりぐん【斜里郡】
国史大辞典
月の成立時から郡域は網走・目梨・標津・川上の諸郡に接している。千島火山脈の羅臼岳斜面、海別・斜里岳の斜面および原野にあり、現在、斜里・清里・小清水の三町から成る ...
26. 斜里町のジャガイモ畑[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
農業は、漁業、観光業とともに斜里町の重要な産業の一つとなっている。写真後方は平野部の南にそびえる斜里岳。北海道斜里郡斜里町 ©知床斜里町観光協会 ...
27. しやりがわ【斜里川】北海道:網走支庁
日本歴史地名大系
り、斜里川上流の清里町男鹿の滝とともに昭和五一年林野庁の風景林に指定された。エトンビ川上流は斜里岳道立自然公園、ウエンベツ河口の濤釣沼は網走国定公園に含まれ、同 ...
28. しやりちよう【斜里町】北海道:網走支庁
日本歴史地名大系
岬側から知床岳・硫黄山・羅臼岳・遠音別岳・海別岳を経て斜里岳へと続く山岳地帯で、稜線をもって根室支庁目梨郡羅臼町・標津郡標津町との境となし、南西は斜里岳山頂で、 ...
29. しやりばしよ【シャリ場所】北海道:網走支庁
日本歴史地名大系
南のクスリ場所との境は「シャリ領ワツカウイより山え上り、ルウチシと申峠を以て境に相定め候」と斜里岳から藻琴山に続く稜線に設定されていたが、サケ漁を目的にクスリ場 ...
30. しやりへいや【斜里平野】北海道:網走支庁
日本歴史地名大系
網走支庁管内東部の斜里郡斜里町・清里町・小清水町域に広がる平野。北はオホーツク海に面し、東と南はそれぞれ海別岳と斜里岳の山麓に続き、西はオホーツク海に向かって緩 ...
31. しやりむら【斜里村】北海道:網走支庁/斜里町
日本歴史地名大系
境に根室国目梨郡および標津郡と接し、南西部は斜里岳を源流とする斜里川が南から北へ貫流し、下流域に斜里平野が広がる。東は朱円村、南は根北峠から斜里岳に至る稜線で釧 ...
32. しれとこはんとう【知床半島】北海道:総論
日本歴史地名大系
北海道北東端にあり、オホーツク海に北東方向へくさび状に突き出した半島。網走支庁斜里町と根室支庁羅臼町にまたがる。基部の幅約二五キロ、先端の知床岬までの長さ約六五 ...
33. 濤沸湖[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
網走(あばしり)国定公園の一部で、2005年(平成17)にはラムサール条約登録湿地となった。後方には斜里岳(しゃりだけ)がそびえる。北海道網走市・斜里郡小清水( ...
34. 美幌峠
世界大百科事典
峠付近はエゾマツ,トドマツの原生林におおわれ,眼下に屈斜路湖,東~北にカムイヌプリ(摩周岳),斜里岳やオホーツク海,西は遠く大雪山連峰を望み,阿寒国立公園有数の ...
35. びほろとうげ【美幌峠】北海道:網走支庁/美幌町
日本歴史地名大系
百年史)。遊歩道、駐車場・レストハウスが設けられた頂上からは屈斜路湖のほか摩周岳・大雪連峰・斜里岳・知床連峰をはじめオホーツク海までが一望できる。一帯にはエゾア ...
36. 摩周湖画像
日本大百科全書
)色を示し、西側の第一、第三展望台からの眺望は美しいが、濃霧の発生日数が多く、湖面および遠く斜里岳、西方のアトサヌプリ火山群や屈斜路湖を遠望できる機会は多くない ...
37. みついのうじよう【三井農場】北海道:網走支庁/斜里町/斜里村
日本歴史地名大系
斜里町南部から清里町を含み、現在のJR釧網本線斜里駅南側から斜里岳山麓にかけて広がっていた農場。明治四四年(一九一一)、三井物産株式会社が北海道庁から土地の払下 ...
38. むさだけ【武佐岳】北海道:根室支庁/中標津町
日本歴史地名大系
がある。三合目付近からはハイマツがみられる。頂上からは国後島、根釧原野、野付半島、知床半島、斜里岳、阿寒の山々が眺望できる。 ...
39. もことやま【藻琴山】北海道:網走支庁/東藻琴村
日本歴史地名大系
北側は緩やかな傾斜をなす。山頂からは屈斜路湖の湖面が眼下にみえるほか、南東に雌阿寒岳・雄阿寒岳、北東に斜里岳、知床連山、北には網走湖・藻琴湖・濤沸湖やオホーツク ...
「斜里岳」の情報だけではなく、「斜里岳」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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富士山(日本大百科全書(ニッポニカ))
山梨・静岡両県にまたがる、玄武岩を主とする成層・円錐火山。かつての富士火山帯の主峰であるが、全国最高の標高(3776メートル)と美しい容姿のために、古来、日本の象徴として仰がれ、親しまれ、海外にもよく知られる活火山。その傾斜は山頂部で32~35度
宝登山(日本歴史地名大系)
町境にそびえ、標高四九七・一メートル。山麓には宝登山神社・玉泉(ぎよくせん)寺、山頂には宝登山神社奥宮があり、古くから信仰の山であった。山名の由来は、弘法大師が山頂に宝珠の翻るのをみて名付けたとか、凹地・窪地をあらわすホドに因むなどといわれる。
槍ヶ岳(改訂新版・世界大百科事典)
飛驒山脈南部,長野県松本市,大町市,岐阜県高山市の境界に位置する山。標高3180mは日本第4位の高さである。山頂付近は槍の穂先のように鋭い尖峰を呈し大槍と呼ばれ,その北西斜面には小槍,孫槍,曾孫槍などの尖峰が付随する。山頂からは東鎌尾根,西鎌尾根,槍・穂高稜線,北鎌尾根の
御嶽山(日本大百科全書(ニッポニカ))
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おお‐やま[おほ‥] 【大山】(日本国語大辞典)
(1)大きな山。また、山の美称。*万葉集〔8C後〕一二・三一五三「み雪ふる越の大山(おほやま)行きすぎていづれの日にか我が里を見む〈作者未詳〉」
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北海道西部、後志山地中部に位置し、後志支庁虻田(あぶた)郡倶知安(くつちやん)町・京極(きようごく)町・喜茂別(きもべつ)町・真狩(まつかり)村・ニセコ町にまたがる山。近世よりシリベシ、後方羊蹄(しりべし)山とも記され
幌尻岳(日本歴史地名大系)
日高山脈中央北部に位置する。標高は二〇五二・四メートルで、同山脈の最高峰。平取(びらとり)町と新冠(にいかつぷ)町の境界にまたがり、日高山脈襟裳(ひだかさんみやくえりも)国定公園内の特別保護地区。山頂部には北東、南東と西に定高性をもつ稜線三本が走り
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大雪山(日本歴史地名大系)
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