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  10. 那智田楽(那智火祭)
日本大百科全書(ニッポニカ)

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日本大百科全書(ニッポニカ)
那智田楽
なちでんがく

和歌山県の熊野那智大社(東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦町)に伝わる田楽。7月14日の夏祭に演じられる。熊野三山の一つ那智権現(ごんげん)の祭礼で、いまでは那智火祭(扇祭ともいう)として有名だが、もとは水無月(みなづき)の滝祭にあったといえよう。所役の人々はすべて那智山の住人。当日午前中、祭式ののち、斎主(さいしゅ)舞、巫女(みこ)舞、沙庭(さにわ)舞の大和(やまと)舞に続いて田楽、田植式を演じ、12基の扇神輿(おうぎみこし)を奉じて滝壺(つぼ)のもとに下り、大松明(たいまつ)12基を捧(ささ)げてこれを迎え、祭式ののち、田刈(たがり)舞、那爆(なばく)舞を演じる。田楽は笛2人、編木(びんざさら)4人、腰鼓(こしつづみ)4人、シテテン(小鼓)2人の左右あわせて12人の編成で、21曲と番外のシテテンの舞があり、現存田楽のなかではもっとも定型を備えた一つである。ただし曲芸の高足(たかあし)などはない。1976年(昭和51)「那智の田楽」として、国の重要無形民俗文化財に指定された。
[新井恒易]
 また、同名称で2012年(平成24)ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録された。
[編集部]

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1. 那智田楽画像
日本大百科全書
和歌山県の熊野那智大社(東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦町)に伝わる田楽。7月14日の夏祭に演じられる。熊野三山の一つ那智権現(ごんげん)の祭礼で、いまでは那智火 ...
2. 田楽
世界大百科事典
挙げている。また現在伝承されている田楽躍のうち,最も古形が残ると思われる和歌山県那智勝浦町那智大社の那智田楽躍では,《乱声》《鋸歯》《八拍子》《遶道》《二拍子》 ...
3. でんがく【田楽】[歴史・史料・役]
能・狂言事典
挙げている。また現在伝承されている田楽躍のうち、最も古形が残ると思われる和歌山県那智勝浦町那智大社の那智田楽躍では、《乱声》《鋸歯》《八拍子》《遶道》《二拍子》 ...
4. 那智の田楽
日本大百科全書
那智田楽 ...
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