1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 社会
  6. >
  7. 祭・祭事・イベント
  8. >
  9. >
  10. 山・鉾・屋台行事
日本大百科全書(ニッポニカ)

ジャパンナレッジは約1500冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
日本大百科全書(ニッポニカ)
山・鉾・屋台行事
やまほこやたいぎょうじ

山や鉾などの山車(だし)を、担いだり、引いたりして練り歩く神社の祭礼。本来、ダシは「出しもの」の意味で、祭りに招き寄せる神の依代(よりしろ)になるものである。現在では飾り付けられた練りの屋台そのものをさすようになり、人が乗って祭囃子(ばやし)を奏で、歌舞伎(かぶき)狂言などの芸能を演じる屋台なども含まれる。山車を用いる祭りの原点は、京都市東山区祇園(ぎおん)町に所在する八坂(やさか)神社の祭礼で、祇園山鉾が町を練り歩く祇園祭であるといわれる。このような祭りは全国にみられ、曳山(ひきやま)、だんじり、祭屋台、山鉾、舁山(かきやま)、笠鉾など、名称や外形はさまざまである。
 日本各地の山車を使った祭りのうち、33件は国の重要無形民俗文化財に指定されている。また、これらの祭礼に使用されている山車66基は、重要有形民俗文化財の指定を受けている。なお、重要無形民俗文化財のうち、京都祇園祭の山鉾行事と日立風流物(ひたちふりゅうもの)は、2009年(平成21)ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されたが、その後2016年には、ほかの祭礼行事31件を加えた全33件が「山・鉾・屋台行事」として一括登録された。
[編集部]2017年2月16日

資料 国指定重要無形民俗文化財およびユネスコ無形文化遺産の山・鉾・屋台行事

文化庁資料をもとに作成
八戸三社大祭の山車行事
〔読み〕はちのへさんしゃたいさいのだしぎょうじ
〔所在地〕青森県八戸市
角館祭りのやま行事
〔読み〕かくのだてまつりのやまぎょうじ
〔所在地〕秋田県仙北(せんぼく)市
土崎神明社祭の曳山行事
〔読み〕つちざきしんめいしゃさいのひきやまぎょうじ
〔所在地〕秋田市
花輪祭の屋台行事
〔読み〕はなわまつりのやたいぎょうじ
〔所在地〕秋田県鹿角(かづの)市
新庄まつりの山車行事
〔読み〕しんじょうまつりのやたいぎょうじ
〔所在地〕山形県新庄市
日立風流物
〔読み〕ひたちふりゅうもの
〔所在地〕茨城県日立市
烏山の山あげ行事
〔読み〕からすやまのやまあげぎょうじ
〔所在地〕栃木県那須(なす)烏山市
鹿沼今宮神社祭の屋台行事
〔読み〕かぬまいまみやじんじゃさいのやたいぎょうじ
〔所在地〕栃木県鹿沼市
秩父祭の屋台行事と神楽
〔読み〕ちちぶまつりのやたいぎょうじとかぐら
〔所在地〕埼玉県秩父市
川越氷川祭の山車行事
〔読み〕かわごえひかわまつりのだしぎょうじ
〔所在地〕埼玉県川越市
佐原の山車行事
〔読み〕さわらのだしぎょうじ
〔所在地〕千葉県香取(かとり)市
高岡御車山祭の御車山行事
〔読み〕たかおかみくるまやままつりのみくるまやまぎょうじ
〔所在地〕富山県高岡市
魚津のタテモン行事
〔読み〕うおづのたてもんぎょうじ
〔所在地〕富山県魚津市
城端神明宮祭の曳山行事
〔読み〕じょうはなしんめいぐうさいのひきやまぎょうじ
〔所在地〕富山県南砺(なんと)市
青柏祭の曳山行事
〔読み〕せいはくさいのひきやまぎょうじ
〔所在地〕石川県七尾(ななお)市
高山祭の屋台行事
〔読み〕たかやままつりのやたいぎょうじ
〔所在地〕岐阜県高山市
古川祭の起し太鼓・屋台行事
〔読み〕ふるかわまつりのおこしだいこやたいぎょうじ
〔所在地〕岐阜県飛騨(ひだ)市
大垣祭のやま行事
〔読み〕おおがきまつりのやまぎょうじ
〔所在地〕岐阜県大垣市
尾張津島天王祭の車楽舟行事
〔読み〕おわりつしまてんのうまつりのだんじりぶねぎょうじ
〔所在地〕愛知県津島市、愛西(あいさい)市
知立の山車文楽とからくり
〔読み〕ちりゅうのだしぶんらくとからくり
〔所在地〕愛知県知立市
犬山祭の車山行事
〔読み〕いぬやままつりのやまぎょうじ
〔所在地〕愛知県犬山市
亀崎潮干祭の山車行事
〔読み〕かめざきしおひまつりのだしぎょうじ
〔所在地〕愛知県半田市
須成祭の車楽船行事と神葭流し
〔読み〕すなりまつりのだんじりぶねぎょうじとみよしながし
〔所在地〕愛知県蟹江(かにえ)町
鳥出神社の鯨船行事
〔読み〕とりでじんじゃのくじらぶねぎょうじ
〔所在地〕三重県四日市(よっかいち)市
上野天神祭のダンジリ行事
〔読み〕うえのてんじんまつりのだんじりぎょうじ
〔所在地〕三重県伊賀(いが)市
桑名石取祭の祭車行事
〔読み〕くわないしどりまつりのさいしゃぎょうじ
〔所在地〕三重県桑名市
長浜曳山祭の曳山行事
〔読み〕ながはまひきやままつりのひきやまぎょうじ
〔所在地〕滋賀県長浜市
京都祇園祭の山鉾行事
〔読み〕きょうとぎおんまつりのやまほこぎょうじ
〔所在地〕京都市
博多祇園山笠行事
〔読み〕はかたぎおんやまがさぎょうじ
〔所在地〕福岡市
戸畑祇園大山笠行事
〔読み〕とばたぎおんおおやまがさぎょうじ
〔所在地〕福岡県北九州市
唐津くんちの曳山行事
〔読み〕からつくんちのひきやまぎょうじ
〔所在地〕佐賀県唐津市
八代妙見祭の神幸行事
〔読み〕やつしろみょうけんさいのしんこうぎょうじ
〔所在地〕熊本県八代市
日田祇園の曳山行事
〔読み〕ひたぎおんのひきやまぎょうじ
〔所在地〕大分県日田市

ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
タブレットやスマホからも利用できます。
山・鉾・屋台行事の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 14
検索コンテンツ
1. 山・鉾・屋台行事
日本大百科全書
ほかの祭礼行事31件を加えた全33件が「山・鉾・屋台行事」として一括登録された。編集部2017年2月16日資料 国指定重要無形民俗文化財およびユネスコ無形文化遺 ...
2. 魚津(市)画像
日本大百科全書
ホタルイカ群遊海面とともに特別天然記念物。魚津のタテモン行事は国の重要無形民俗文化財に指定され、山・鉾・屋台行事としてユネスコの無形文化遺産に登録されている。ま ...
3. 飾山囃子
日本大百科全書
二本竹のように歌のないものもある。祭りは、「角館祭りのやま行事」として国の重要無形民俗文化財に指定され、山・鉾・屋台行事の名称でユネスコの無形文化遺産に登録。萩 ...
4. 祇園祭画像
日本大百科全書
が、2016年には日本各地の山車(だし)の巡行を中心とした祭礼行事33件をとりまとめた「山・鉾・屋台行事」の一つに含まれる形で、改めて登録された。編集部2017 ...
5. 新庄(市)画像
日本大百科全書
やたい)が繰り出す新庄まつり(8月24~26日。山車行事として国指定重要無形民俗文化財、山・鉾・屋台行事としてユネスコ無形文化遺産)や春のカド(ニシン)焼き、萩 ...
6. 仙北(市)画像
日本大百科全書
檜木内川堤(サクラ)は国の名勝。角館祭りのやま行事(飾山囃子(おやまばやし))は国の重要無形民俗文化財で、山・鉾・屋台行事としてユネスコの無形文化遺産に登録。国 ...
7. 高岡(市)画像
日本大百科全書
風の豪華絢爛(けんらん)たる山車(だし)が市内を練り、国の重要無形民俗文化財に指定され、山・鉾・屋台行事としてユネスコの無形文化遺産に登録されている。二上(ふた ...
8. 山車の祭り
日本大百科全書
山・鉾・屋台行事 ...
9. 秩父祭の屋台行事と神楽
デジタル大辞泉プラス
国の重要無形民俗文化財に指定。屋台行事は、2016年にユネスコの無形文化遺産に登録された全国33件の「山・鉾・屋台行事」のひとつ。 2017年06月 ...
10. 富山(県)画像
日本大百科全書
みくるまやま)祭の御車山行事、魚津のタテモン行事、城端(じょうはな)神明宮祭の曳山行事は山・鉾・屋台行事としてユネスコ無形文化遺産に登録された。深井三郎中藤康俊 ...
11. 七尾(市)画像
日本大百科全書
く)祭の曳山(ひきやま)行事は国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコの無形文化遺産に山・鉾・屋台行事として登録されている。また「酒造習俗」は選択無形民俗文化 ...
12. 南砺(市)画像
日本大百科全書
夏には利賀演劇人コンクールが行われている。城端神明宮祭の曳山行事は国指定重要無形民俗文化財。山・鉾・屋台行事としてユネスコ無形文化遺産に登録されている。面積66 ...
13. 日立風流物画像
日本大百科全書
が、2016年には日本各地の山車(だし)の巡行を中心とした祭礼行事33件をとりまとめた「山・鉾・屋台行事」の一つに含まれる形で、改めて登録された。編集部2017 ...
14. むけい‐ぶんかいさん【無形文化遺産】
デジタル大辞泉
石州半紙(平成21年)※「和紙」に統合 日立風流物(平成21年)※「山・鉾・屋台行事」に統合 京都祇園祭の山鉾行事(平成21年)※「山・鉾・屋台行事」に統合 甑 ...
「山・鉾・屋台行事」の情報だけではなく、「山・鉾・屋台行事」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る

山・鉾・屋台行事と同じカテゴリの記事
祇園祭(日本大百科全書・国史大辞典・改訂新版 世界大百科事典)
京都市東山区祇園町に所在する八坂(やさか)神社の祭礼。毎年7月17日から24日まで行われる。以前は祇園会(え)あるいは祇園御霊会(ごりょうえ)ともいった。東京の神田祭、大阪の天神祭とともに三大祭に数えられている。起源は、平安時代の869年(貞観11)に全国に疫病が流行したため
(日本大百科全書(ニッポニカ))
一般に公的でめでたい祝いの宗教的儀式、つまり祝祭を意味する。多くの人を集め、酒や食料が大量に消費されることも多い。そこから「お祭り騒ぎ」などの表現も出てくる。本来は宗教的行為であるが、単に多くの人を集め、にぎやかさや華やかさが強調されて宗教的意味がなくなると、「港祭」とか商店街の「○○祭」
管絃祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
神事には往々にして管絃を奉奏することが行われるが、とくにその規模を大きくして神輿(みこし)を船中に奉安し、管絃を吹奏して神霊をなぐさめる神事。広島県廿日市(はつかいち)市宮島町の厳島(いつくしま)神社、福井県敦賀(つるが)市の金崎宮(かねがさきぐう)などで行われている。
忌籠祭(改訂新版・世界大百科事典)
斎籠祭,居籠祭とも記す。祭りの執行に際して,神職など祭りに直接関与する者は外部との関係を絶ち,神霊を迎えることができる心身になるために,特定の期間・場所で心身を慎む。これが氏子全員に課せられている祭りをとくに忌籠祭という。
悪態祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
集まった群衆が互いに悪口を言い合うことが特徴の祭礼。悪口(あっこう)祭、悪たれ祭、喧嘩(けんか)祭などともいう。相手を言い負かせば幸運を得るとしたことに基づくらしいが、年頭の祭りに多く、もと年占(としうら)の意味が濃かったようである。
祭と同じカテゴリの記事をもっと見る


「山・鉾・屋台行事」は祭・祭事・イベントに関連のある記事です。
その他の祭・祭事・イベントに関連する記事
お練り(御練)(改訂新版 世界大百科事典・日本国語大辞典)
神輿(みこし)などを中心とした祭礼行列や,仏事における菩薩の行道(ぎようどう)をいう。練物,邌物(ねりもの)などとも称す。祭礼行列には意匠を競った風流(ふりゆう)の山車(だし),屋台,山鉾,傘鉾,車楽(だんじり)などや,仮装の一団が付随する
山車(国史大辞典・日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
祭に担がれ、曳かれる屋台。壇尻(だんじり)ともいう。作り山・柱・笠鉾・人形・吹き花・鳥獣・草木などで飾るので、鉾・山などの名もある。ダシとは本来、柱や鉾の先につけた御幣・花・榊・髯籠(ひげこ、放射状に編み残しの竹をつけた籠)など
尾張津島天王祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
津島神社天王祭(てんのうさい)の車楽祭(だんじりまつり)。船上に屋台を組んで能人形をのせた6艘(そう)の車楽船が御旅所(おたびしょ)へ向かう。先頭を行く「市江車(いちえしゃ)」(写真左)には白い布鉾(ぬのぼこ)を持った10人の鉾持ちが乗船し
日立の風流物(改訂新版 世界大百科事典・日本大百科全書)
茨城県日立市宮田町神峰(かみね)神社の祭礼(5月3~5日)に出る風流物山車(だし)。笠鉾ともいう。国指定重要無形民俗文化財。からくり人形曳山は中部地方には多く見られるが,日立の風流物は山車の形態や規模の雄大さにおいて他に類例がない
飾山囃子(日本大百科全書(ニッポニカ))
秋田県仙北(せんぼく)市角館(かくのだて)町の秋祭りの民俗芸能。9月の7、8、9の3日間、各町内から思い思いに装いを凝らした山車(だし)が出る。山車の上部を歌舞伎(かぶき)人形で飾り、下部を幕で覆って囃子方の下座(げざ)とする。
祭・祭事・イベントに関連する記事をもっと見る
ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額600万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る