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競舟
ジャパンナレッジで閲覧できる『競舟』の辞書・事典・叢書別サンプルページ
国史大辞典
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国史大辞典
競舟
せりふね
神事として行われる舟漕ぎの競争で、舟競べともいわれる。九州から沖縄に分布しているペーロンは、爬竜船とも書き、中国南部沿岸の舟競争と類似するが、わが国のは単なるスポーツでなく、明らかに神事の一環をなしている。沖縄では一般にハーリーと称し、五月五日の行事である。沖縄本島北部で旧七月十五日の前後の亥の日に海山の幸を祈るウンジャミ(海神祭)や、八重山で旧八月・九月に豊作を祈る節祭にも舟漕ぎがある。九州のペーロンはほとんど氏神祭に行われるもので、不知火湾ではキャーロン、長崎あたりではピャーロンともいう。壱岐のフナグロ、対馬のフナゴロウは、ともに船競べの訛りかといわれ、壱岐勝本では十月十四日の祭典に若者が三艘の和船で競う。山口県大島のオシフネも祭礼時の行事で、各村から二十五、六人乗りの舟を二艘出し、青年と中老の部がある。舟競べは島根半島・紀伊・志摩・西相模などにもあり、土地によってはその勝敗により神意を占う意味もあった。
[参考文献]
柳田国男編『分類祭祀習俗語彙』、小松原濤『天草ペーロン志』、馬淵東一「爬竜船について」(『沖縄文化』一六)
(平井 直房)
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1. けい‐しゅう[‥シウ]【競舟】
日本国語大辞典
ケイシウ
競舟
(フナ ギソイ)」ヘボン【
競舟
】ヘボン
...
2. 競舟
日本大百科全書
。九州の宗像(むなかた)大社ではすでに10世紀に「神事用の舟」と「船漕神社」という記録があり、
競舟
神事の行われていた可能性がある。現在、長崎ペーロン、沖縄ハーリ
...
3. せりふね【競舟】
国史大辞典
神事として行われる舟漕ぎの競争で、舟競べともいわれる。九州から沖縄に分布しているペーロンは、爬竜船とも書き、中国南部沿岸の舟競争と類似するが、わが国のは単なる
...
4. き‐しゅう[‥シウ]【起舟】
日本国語大辞典
〔名〕石川県や富山県の漁村で、正月一一日の仕事始めをいう。船霊(ふなだま)様をまつり、
競舟
や酒宴がある。舟起こし。
...
5. 競技
日本大百科全書
あるいは農作の豊凶、人々の運勢の吉凶を占うのである。綱引き、競馬(くらべうま)、射弓(しゃきゅう)、
競舟
(せりふね)、石合戦、相撲(すもう)などその「技比べ」の
...
6. 荊楚歳時記
日本大百科全書
『荊楚歳時記』という書名が確定するとともに、原書の内容が補足された。その内容は、正月年始の行事に始まり、
競舟
(けいしゅう)などの民俗行事、灌仏会(かんぶつえ)な
...
7. 荊楚歳時記 145ページ
東洋文庫
おそらく自分の摘んだ草の美しさや多さを他の者と比較するところがら起ったものであろう。グラネ氏は、これを闘卵や
競舟
などと並べて特別の意味をもたせているが、いかがで
...
8. 荊楚歳時記 150ページ
東洋文庫
是の日、競いて雑薬を採る。『夏小正』に云く。此の日、薬を蓄え以て毒気を調除すと。① 競渡
競舟
ともいう。ボートレースのこと。競渡を明確に伝えた史料としては南
...
9. 荊楚歳時記 151ページ
東洋文庫
三分の二に減ぜしめたという話があり、唐の元積の『元氏長慶集』巻三、
競舟
には「楚俗、力むることを愛さず(本業を怠ること)、力を費して
競舟
を為す。舟を買いて一競を俟
...
10. 真臘風土記 アンコール期のカンボジア 113ページ
東洋文庫
略』(付録(四))に「歳ごとに一度集まる」と記すのは、この場合のことかも知れない。九 陸地に舟を行かせ 陸上の
競舟
の行事は現在も行われている(セデス再注、一三七
...
11. 吹打
世界大百科事典
し,往時は将軍の凱旋などの軍楽,役所の儀式音楽,豊作,大漁の祝賀から,祭り,雨乞い,ペーロン(
競舟
),婚礼・葬式の行列など多用された。浙東鑼鼓,潮州大鑼鼓,山西
...
12. 南島雑話 2 幕末奄美民俗誌 131ページ
東洋文庫
祈薦)○伊知与利祭り、神送.祭。○同阿須羅禰祭両日(反鼻蛇除きの祈疇なり)。〇五月五日(依レ年
競舟
、闘牛、競馬、二十才以下の童子の乗馬也。舟競村≧分る)、同きぜ
...
13. 南島雑話 2 幕末奄美民俗誌 180ページ
東洋文庫
の意は畦払(あぶしばれ)の意であると解説して いる(昇曙夢「奄美諸島年中行事」『大奄美史』所 収)。三五
競舟
永井保管本には「競馬」とあるが、鹿大 農学本によ
...
14. ふな‐かけ【船駆】
日本国語大辞典
〔名〕船の速さを競うこと。ふなくらべ。
競舟
(けいしゅう)。*改正増補和英語林集成〔1886〕「Funakake フナカケ」
...
15. ペーロン
世界大百科事典
ところが,氏子区域の関係で,御座船の数が増えてくると,それらの間で競漕が行われることになる。御船祭から
競舟
へ移ると,神の御前で日ごろ鍛えた力を競うとともに,その
...
「競舟」の情報だけではなく、「競舟」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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競舟と同じ
祭
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祇園祭
(日本大百科全書・国史大辞典・改訂新版 世界大百科事典)
京都市東山区祇園町に所在する八坂(やさか)神社の祭礼。毎年7月17日から24日まで行われる。以前は祇園会(え)あるいは祇園御霊会(ごりょうえ)ともいった。東京の神田祭、大阪の天神祭とともに三大祭に数えられている。起源は、平安時代の869年(貞観11)に全国に疫病が流行したため
祭
(日本大百科全書(ニッポニカ))
一般に公的でめでたい祝いの宗教的儀式、つまり祝祭を意味する。多くの人を集め、酒や食料が大量に消費されることも多い。そこから「お祭り騒ぎ」などの表現も出てくる。本来は宗教的行為であるが、単に多くの人を集め、にぎやかさや華やかさが強調されて宗教的意味がなくなると、「港祭」とか商店街の「○○祭」
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(改訂新版・世界大百科事典)
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悪態祭
(日本大百科全書(ニッポニカ))
集まった群衆が互いに悪口を言い合うことが特徴の祭礼。悪口(あっこう)祭、悪たれ祭、喧嘩(けんか)祭などともいう。相手を言い負かせば幸運を得るとしたことに基づくらしいが、年頭の祭りに多く、もと年占(としうら)の意味が濃かったようである。
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