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  11. じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】

じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】

ジャパンナレッジで閲覧できる『じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】』の日本国語大辞典のサンプルページ

じょう‐るり[ジャウ‥] 【浄瑠璃】

解説・用例

〔名〕

(1)仏語。清浄、透明な瑠璃。また 清浄なもののたとえ。

*本朝文粋〔1060頃〕一三・為左大臣供養浄妙寺願文〈大江匡衡〉「青苔鋪設、自展〓七浄瑠璃之茵〓

*幸若・笛巻〔室町末〜近世初〕「抑文殊と申は、しゃうるりじゃうとの其中にはったいぼさつのそういちなり」

*法華経‐序品「又見〓諸如来、自然成〓仏道〓身色如〓金山〓、端厳甚微妙、如〓浄琉璃中、内現〓真金像〓、世尊在〓大衆〓、敷〓演深法義〓

(2)平曲・謡曲などを源流とする音曲語り物の一つ。室町時代の末に、広く民衆に迎えられた琵琶や扇拍子を用いた新音曲の中、牛若丸と浄瑠璃姫との恋物語を内容とする「浄瑠璃物語(十二段草子)」が流行したところから、この種の語り物の名となったもの。のちに三味線の伝来とともにこれに合わせて語るようになり、江戸初期には人形あやつりと結んで人形芝居が成立。はじめは、金平、播磨、加賀、説経節などの古浄瑠璃が江戸・京坂に流行。元祿期(一六八八〜一七〇四)には竹本義太夫が近松門左衛門と組んで、義太夫節を完成した。のち、河東・宮薗・常磐津・富本・清元・新内などの各流派が派生した。浄曲。浄瑠璃節。

*宗長日記〔1530〜31〕「旅宿たすかる一両輩人をつかはし、小座頭あるに浄瑠璃をうたはせ、興じて一盃に及ぶ」

*俳諧・誹諧之連歌(飛梅千句)〔1540〕京何第九「いととだにざとうまがひの杖つきの しゃうるりかたれともし火のもと」

*京童〔1658〕一・四条河原「浄瑠璃といふ事は牛若と浄瑠璃御前の事を十二段に節をつけて語りしを則ちその物の名になりて浄瑠璃といふ。これ今世に語る浄瑠璃のはじまりなり、彼浄瑠璃御前は薬師如来のまうし子なりし故、浄瑠璃と名づけられしと也」

*浮世草子・西鶴諸国はなし〔1685〕一・五「お三寸(みき)機嫌の、こうた浄瑠利(シャウルリ)、日待月まち、何国も同じさはぎぞかし」

*歌舞伎・四天王楓江戸粧〔1804〕四立「上の段幕を切って落すと、常磐津連中居並び、浄瑠璃(ジャウルリ)にかかる」

*随筆・皇都午睡〔1850〕三・中「諸品の変名〈略〉浄瑠璃を義太夫江戸出来の道行を浄瑠璃」

(3)(「湯屋浄瑠璃」から転じて)湯屋(銭湯)をさす隠語。

*滑稽本・小野〓〓字尽〔1806〕まくらことば「湯屋 浄る理」

発音

ジョールリ

〓ジョウーリ〔秋田〕ジョーリ・ジョールイ・ジョーロー〔鳥取〕ジョーロイ〔鳥取・佐賀・長崎〕ジョーロリ〔岩手・秋田・福島・埼玉方言・千葉・山梨・信州上田・静岡・京言葉・紀州・和歌山・鳥取・岡山・周防大島・徳島・讚岐・愛媛周桑・伊予・大分〕ジヨーロリ〔飛騨・愛知・神戸〕ジョウロリ〔岐阜〕ジヨウロリ〔和歌山県〕ジョオロリ〔淡路〕ジョルリ〔岐阜〕ジョロリ〔秋田・南伊勢・神戸・播磨・紀州・鳥取〕ゾーリリ〔鳥取〕ゾーロリ〔静岡〕

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辞書

日葡・ヘボン・言海

正式名称と詳細

表記

浄瑠璃ヘボン言海


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1. じゃう-るり【浄瑠璃】
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4. じょう‐るり【浄瑠璃】
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5. じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】
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1658〕一・四条河原「浄瑠璃といふ事は牛若と浄瑠璃御前の事を十二段に節をつけて語りしを則ちその物の名になりて浄瑠璃といふ。これ今世に語る浄瑠璃のはじまりなり、 ...
6. じょうるり【浄瑠璃】
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7. 淨瑠璃(じょうるり)【篇】
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8. じょうるり【浄瑠璃】
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9. じょう‐るり【浄瑠璃】
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10. 浄瑠璃
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11. ぞう‐ろり【浄瑠璃】
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14. じょうるり‐あやつり[ジャウルリ‥]【浄瑠璃操】
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〔名〕三味線の伴奏で、浄瑠璃を語るのに合わせて操り人形を演技させる人形劇。操芝居。*仮名草子・仁勢物語〔1639〜40頃〕下・一〇三「深草の辺(あたり)になん、 ...
15. じょうるり‐いおう【浄瑠璃医王】
仏教語大辞典
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16. 浄瑠璃大系図
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17. じょうるりおおけいず【浄瑠璃大系図】
国史大辞典
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18. じょうるり‐かい[ジャウルリクヮイ]【浄瑠璃会】
日本国語大辞典
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19. じょうるり‐かたり【浄瑠璃語り】
デジタル大辞泉
浄瑠璃を語ることを職業にする人。浄瑠璃太夫。  ...
20. じょうるり‐かたり[ジャウルリ‥]【浄瑠璃語】
日本国語大辞典
〔名〕浄瑠璃を語ることを業とする人。浄瑠璃太夫。*談義本・労四狂〔1747〕上「浄瑠璃語(ジャウルリカタ)りの浄るり」*咄本・聞上手〔1773〕義大夫ぶし「何の ...
21. じょうるり‐かんばん【浄瑠璃看板】
デジタル大辞泉
江戸時代の歌舞伎劇場で、浄瑠璃の名題や太夫・三味線・配役などを書いた看板。  ...
22. じょうるり‐かんばん[ジャウルリ‥]【浄瑠璃看板】
日本国語大辞典
〔名〕(1)人形芝居の表に掲げ、出演の太夫名を並べた招き看板。(2)歌舞伎劇場で浄瑠璃の題名や配役・太夫・三味線ひきの名などをしるした看板。ジョールリカンバン ...
23. 淨瑠璃語(じょうるりがたり)
古事類苑
樂舞部 洋巻 第2巻 297ページ ...
24. じょうるり‐きょうげん【浄瑠璃狂言】
デジタル大辞泉
浄瑠璃に合わせて演じられる人形芝居。人形浄瑠璃芝居。浄瑠璃芝居。 2 人形浄瑠璃を歌舞伎狂言になおしたもの。義太夫狂言。丸本物(まるほんもの)。義太夫物。浄 ...
25. じょうるり‐きょうげん[ジャウルリキャウゲン]【浄瑠璃狂言】
日本国語大辞典
〔名〕(1)浄瑠璃節に合わせて演じられる人形芝居。また、浄瑠璃の脚本。*浮世草子・本朝桜陰比事〔1689〕四・七「今度桂川を流し長持の噂を、浄瑠璃狂言に取組仕る ...
26. 浄瑠璃供養
世界大百科事典
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27. 浄瑠璃系統図[図版]
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28. じょうるり‐げいこ[ジャウルリ‥]【浄瑠璃芸子】
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り語る客」*随筆・守貞漫稿〔1837〜53〕一九「義太夫節を語り、三絃に合すを専務とする妓を浄瑠璃芸子と云也。美人もあれども亦醜くして常の芸子に成り難き等専ら浄 ...
29. 浄瑠璃乞食
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古典落語の演目のひとつ。 2011年08月 ...
30. じょうるり‐ざ【浄瑠璃座】
デジタル大辞泉
人形浄瑠璃芝居を興行する一座。また、その劇場。  ...
31. じょうるり‐ざ[ジャウルリ‥]【浄瑠璃座】
日本国語大辞典
〔名〕人形浄瑠璃を興行する一座。また、その芝居小屋。*江戸惣鹿子名所大全〔1690〕五「浄瑠璃座 一、堺町 座本 さつま三郎兵衛 太夫 土佐少椽 脇 小太夫 庄 ...
32. 淨瑠璃座(じょうるりざ)
古事類苑
樂舞部 洋巻 第2巻 297ページ ...
33. じょうるり‐ざか[ジャウルリ‥]【浄瑠璃坂】
日本国語大辞典
東京都新宿区市谷田町一・二丁目から市谷砂土原町へ上る坂。江戸時代には坂に面して尾張徳川家の屋敷があった。ジョールリザカ ...
34. じょうるりざかのかたきうち【浄瑠璃坂の敵討】
国史大辞典
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35. じょうるり‐しばい【浄瑠璃芝居】
デジタル大辞泉
浄瑠璃狂言」に同じ。  ...
36. じょうるり‐しばい[ジャウルリしばゐ]【浄瑠璃芝居】
日本国語大辞典
〔名〕(1)浄瑠璃節に合わせて演じられる人形芝居。*俳諧・大坂独吟集〔1675〕下「秀平が命のうちに雪消て あすまたきかん浄るり芝居〈由平〉」*浮世草子・男色大 ...
37. 浄瑠璃集
日本古典文学全集
浄瑠璃とは、室町時代に興り江戸時代に完成した三味線を用いた語り物のことで、17世紀後半に竹本義太夫が義太夫節を確立してからは、以降の作品を特に浄瑠璃という。赤穂 ...
38. 浄瑠璃素人講釈
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40. 浄瑠璃寺
日本大百科全書
九体寺(くたいじ)ともいう。本尊は九体阿弥陀如来(あみだにょらい)。創建については諸説あるがさだかでない。『浄瑠璃寺流記事』によると、1047年(永承2)當麻寺 ...
41. 浄瑠璃寺
世界大百科事典
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42. じょうるり‐じ【浄瑠璃寺】地図
デジタル大辞泉
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43. じょうるり‐じ[ジャウルリ‥]【浄瑠璃寺】
日本国語大辞典
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44. じょうるりじ【浄瑠璃寺】
国史大辞典
がある。当尾の山中霊場に建立され、古く西小田原寺といった。行基・多田満仲の開創伝承がある。『浄瑠璃寺流記事』によると、永承二年(一〇四七)本願義明・檀那阿知山大 ...
45. じょうるりじ【浄瑠璃寺】京都府:相楽郡/加茂町/南当尾村
日本歴史地名大系
ている(浄瑠璃寺流記)。「経覚私要鈔」宝徳三年(一四五一)三月一日条に「長老者浄瑠璃寺逆修ニ向云々」とみえ、当時浄瑠璃寺で逆修供養が行われていた。なお「拾遺都名 ...
46. じょうるりじ【浄瑠璃寺】愛媛県:松山市/重信川南岸地域(旧下浮穴郡の一部)/浄瑠璃寺村
日本歴史地名大系
[現]松山市浄瑠璃浄瑠璃町のほぼ中央にあり、前方には御坂川が流れている。医王山養珠院と号し、真言宗豊山派。本尊は薬師如来。寺伝によると、養老五年(七二一)に ...
47. 淨瑠璃寺(じょうるりじ)【篇】
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48. 浄瑠璃寺
デジタル大辞泉プラス
京都府木津川市にある寺院。創建は1047年。宗派は真言律宗、本尊は阿弥陀如来。庭園は国の特別名勝・史跡、本堂は国宝に指定。 2015年10月 ...
49. 浄瑠璃寺
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愛媛県松山市にある寺院。708年創建。宗派は真言宗豊山派、本尊は薬師如来。四国八十八ヶ所霊場第46番札所。 2015年01月 ...
50. 浄瑠璃寺三重塔[百科マルチメディア]
日本大百科全書
国宝 京都府木津川(きづがわ)市 〓木津川市教育委員会 ...
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