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  10. 方屋祭
国史大辞典

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方屋祭
かたやまつり
方屋とは土俵のこと。相撲の司家(つかさけ)吉田追風が江戸時代に相撲故実を整えた間に、この言葉を用いだしたとみられる。寛政三年(一七九一)六月、吹上御苑での将軍上覧相撲に際し、吉田追風が「方屋祭」を主宰し、「方屋開き」を宣告したあと、力士の土俵入りがあった。そのとき追風は、ここは俵をもって関所を構え、その中で勝負を決する屋形になぞらえられるので「今はじめて方屋と名づく」と述べた由が『相撲私記』にみえる。もっとも一説には、土俵の東西、力士の控え所に雨露を凌ぐ屋形を設けたのを方屋というともいう。それを土俵の意味に転じさせ、故実を定めたのが追風で、方屋祭を定式化したのも吉田家だといえる。その祭式は、今も立行司が行う土俵祭に伝わっている。土俵上に祭壇を設け、幣を立て、神酒を土俵の四隅に注ぎいれ、相撲の由緒を説く祝詞が奏せられる。今は大相撲本場所の前日、相撲協会幹部立会いのもとに行われ、終って触れ太鼓が廻る。
[参考文献]
和歌森太郎『相撲今むかし』
(和歌森 太郎)
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1. かたやまつり【方屋祭】
国史大辞典
用いだしたとみられる。寛政三年(一七九一)六月、吹上御苑での将軍上覧相撲に際し、吉田追風が「方屋祭」を主宰し、「方屋開き」を宣告したあと、力士の土俵入りがあった ...
2. 方屋祭(かたやまつり)
古事類苑
武技部 洋巻 第1巻 1177ページ ...
3. かたや‐まつり【方屋祭】
日本国語大辞典
〔名〕土俵祭の古称。相撲の土俵場の中央に青、白の御幣を立て、神酒を入れた瓶子(へいし)二つを供え、司家(つかさけ)の吉田追風が土俵にのぼり、筵につき、御幣に向か ...
4. 方屋祭 (見出し語:祭)
古事類苑
武技部 洋巻 第1巻 1177ページ ...
5. 相撲方屋祭幣帛 (見出し語:幣帛【篇】)
古事類苑
武技部 洋巻 第1巻 1171ページ ...
6. 甲子夜話続篇 4 67ページ
東洋文庫
最初方屋に幣七本建、藁莚敷、神酒、供物等三方に乗せ備置、司之行司(司之行事と唱る事は吉田氏に限り申候)罷出、方屋祭有レ之、相済、脇行司弐人東西より罷出、神酒を和 ...
7. 甲子夜話続篇 4 68ページ
東洋文庫
右之通御座候。 別紙一、司之行司 吉田 追風 但素袍烏帽子着帯剣。行司之節、唐衣四幅袴着帯剣(司之行司方屋祭井開口之節は狩衣大紋着用。尤素袍に而も相勤来候。但此 ...
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