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  10. 鎌祭・稲場祭
国史大辞典

鎌祭・稲場祭
かままつり・いなばまつり
農耕して収穫が終ったときに行う祝いごと。刈上祭と同列の行事である。主に稲作の場合に行なった。これは年中の農事で鎌の使い仕舞でもあったから、鎌あげ・鎌納また鎌祝いの名もあった。このとき手馴れた鎌を洗い清めて神棚または床の間に飾り、小豆飯・ぼた餅その他祝儀の食物を供えた。大阪府では秋仕事が全部済んでから鎌納をしたので、十一月に入ってこの行事があった。また刈った稲束を田の面に積んだ稲場を設けたとき、これを撤収する作法も刈上祭の一連の行事であった。稲作以外には、麦刈や萱刈をはじめ鎌を用いた仕事が終ったあとで鎌を祝い祭ることも各地にあった。鎌に限らず道具を重んじた例は、代表的な農耕具の鍬についても同様の祭式があった。大分県では田植が終ったあとの祝い休みのサナブリを鍬洗いまたは鍬ハライと称するところがある。なお石川県鹿島郡内の諏訪神社で鎌祭というのがある。これは八月二十七日の祭事の名で、神体と崇めるタブの木に鎌を二丁打ち込むのを古例とした。刈上の鎌祭とは別格である。
(平山 敏治郎)
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1. かままつり・いなばまつり【鎌祭・稲場祭】
国史大辞典
がある。なお石川県鹿島郡内の諏訪神社で鎌祭というのがある。これは八月二十七日の祭事の名で、神体と崇めるタブの木に鎌を二丁打ち込むのを古例とした。刈上の鎌祭とは別 ...
2. かままつり【鎌祭】[方言]
日本方言大辞典
稲を刈り終わった日の夜、鎌かまを洗い、御飯を供えて祭ること。 愛媛県大三島848伊予大三島北部方言集(藤原与一)1943 ...
3. いなばまつり【稲場祭】
国史大辞典
鎌祭・稲場祭(かままつり・いなばまつり)  ...
4. えのとまりむら【江泊村】石川県:七尾市
日本歴史地名大系
岐阜県立図書館蔵)。鎮守は日吉神社と日室の諏訪神社。同社はタブの木に鎌を打込んで五穀豊穣を祈る鎌祭で知られる。 ...
5. かまおさめ【鎌納】
国史大辞典
鎌祭・稲場祭(かままつり・いなばまつり)  ...
「鎌祭・稲場祭」の情報だけではなく、「鎌祭・稲場祭」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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(日本大百科全書(ニッポニカ))
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