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みなさん、こんにちは! いやあ、暑い暑い、東京地方。昨日は30℃を超え、 真夏日となった東京地方。今日も2日連続真夏日となる予報。 風薫る5月──私の季節はどこへ行った? かおるんです!
さて、新国立競技場の屋根が2020年の東京オリンピックに間に合わない らしい、というニュースが先週報じられました。舛添都知事と下村文科相 との会談で表明されたものなので、相当遅れているんでしょう。
かおるんにとって前の国立競技場は思い出多き場所。
ラグビーの大学選手権でわが大学が準決勝までコマを進め、正月2日、 関西からはるばる試合を見に行って惜しくも負けてしまい、寒空の下、 旗を握りしめて茫然としていたら、知らないおじさんが「君の大学、 よくやったよ」って声をかけてくれたこと。 2002年のサッカーW杯、横浜でやっている日本対ロシアの試合を夜のパブ リックビューイング。稲本のゴールに感動&感涙して、知らない人たちと 何度もハイタッチしたこと。 新宿シティハーフマラソン。制限時間に間に合わなかったけれど国立のト ラックをよたよた走り、ようやくゴール。情けない気持ちいっぱいで見上 げた冬の空が澄んできれいだったこと。 2005年のSMAPのコンサートの途中で雨がぽつぽつ降りだして、帰りは ゲリラ豪雨みたくなり、電車が止まったりいろいろあったけど、ほんとそれ でもずっと笑って帰ったこと。
……思い起こせば、いろんな空の下、みんな楽しい思い出。
だからこそヘルメット(失礼!)みたいな屋根を擁する近未来志向の 国立競技場にリニューアルされるのが、とても想像がつかなくて、取り壊さ れているいまでも、なんとも信じられない気分でいっぱいなのです。
さて、東京ではほかにも本年中に渋谷公会堂、ホテルオークラが取り壊さ れるそう。そして私の大好きな渋谷も2027年には高層ビルだらけになるん だそうな。
耐震性や老朽化の問題もあるし、「絶対残すべきだ」なんてことはさらさ ら言えないけれど、あまりに違う外観になって街の雰囲気を壊していくの は、いかがなものか。
上京して15年。街の変化にいよいよついていけなくなってきたような気 がする、浦島太郎的今日このごろであります。