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川崎大師名物といえば

2018-01-24

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
昨日、都内は4年ぶりの大雪に見舞われました。
普段の風景とまったく違う雪景色の東京に、テンションが上がったマツオカです。ターミナル駅などは大混雑で、帰宅難民の方もたくさんいたようですが (;'∀')

ちょっと遅めの話題ですが、今年の初詣は初めて川崎大師に参りました。
川崎大師は参道の仲見世や境内の出店が充実しているとよく耳にしていたのですが、想像以上に店の数が多く、とくに境内はまるで迷路のような状態でした。
駅から川崎大師まで続く参道には、久寿餅(くずもち)屋や達磨(だるま)屋など川崎大師名物が並びます。その中でも気になったのが、カンカンカンと軽快な飴切りの音が目立つ「たんきり飴」の実演販売。

なんでも、川崎大師の仲見世に多くの飴屋ができはじめたのは、飴専門の老舗『松屋の飴』が昭和11年に川崎大師に店を出してからだそうです。この『松屋の飴』が本店を構えているのは柴又帝釈天の参道。また、以前NHKの『ブラタモリ』でこんぴらさんの参道には5人の飴屋が商売をしているという話題を放送していたのも思い出しました。なぜか神社仏閣の参道には飴屋が多い気がしますよね。

これは、やはり江戸時代は甘味が贅沢であり日持ちが良いことから飴が人気だったという理由があります。それ以外にも、飴は土産物として配りやすくその際に多くの人々に信仰も一緒に広められるという神社や寺の狙いもあったそうです。とくに川崎大師の「たんきり飴」は、包丁で飴を切るので「厄を切る」にも繋がり人気が出たそうです。

2018-01-24 written by マツオカ
初詣でひいたおみくじは末吉。。。(-_-;)
微妙な2018年のスタートなったマツオカがお届けしました!