まとをえる【的を得る】
読者カード 用例 2015年10月15日 公開
用例: | 然るに、二夫に三夫に見えるも之を耻とせず、板額のごとく敵人に嫁いで、悪聲をも聞かざる當時における常盤を、その進退を以て後世より貞婦なりといひ、または貞婦にあらずといふのは、何れもよく批評の的を得たるものではない。 |
---|---|
『「常盤御前」『類聚伝記大日本史』第15巻』 1936年 不明 | |
語釈: | 的確に要点をとらえる。要点をしっかりとおさえる。当を得る。的を射る。 |
コメント:
編集部:村上雄策「何故廢娼戰が必要か」(1937)よりもさらに1年さかのぼることになりますね。
著書・作品名:「常盤御前」『類聚伝記大日本史』第15巻
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1936年
著者・作者:不明
掲載ページなど:116ページ
発行元:雄山閣