むらやまおおしま【村山大島】
読者カード 用例 2017年04月17日 公開
用例: | 近年、又村山大島(むらやまおほしま)といって、東京府下村山町で出来る織物―これを銘仙大島(めいせんおほしま)ともいひ、柄は本場大島以上の品がある。 |
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『家庭百科重宝辞典』 1933年 婦女界社 編 | |
語釈: | 〔名〕東京都武蔵村山市を中心とする地域で製造産出される絣織物。大島紬を模して生まれたもの。色は藍色が多く、茶色、ぶどう色、白地などもある。絣糸を板締法で染めるのが特色。 |
コメント:遡ります
編集部:2008年7月16日付けで、ぽんちさんに、山口瞳『居酒屋兆治』(1982)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、49年さかのぼることになります。
著書・作品名:家庭百科重宝辞典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1933年
著者・作者:婦女界社 編
掲載ページなど:128ページ
発行元:婦女界社