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とうみん【冬眠】

読者カード 用例 2018年02月18日 公開

2016年07月31日 古書人さん投稿

用例:冬眠ニ陥ルモノ多シトス。
『普通教育 動物学教科書』 1903年2月12日 箕作佳吉
語釈: 〔名〕変温動物に見られる冬の低温時の非活動的な状態。代謝量が少なく、エネルギーの消失も少ない。冬眠中のエネルギーは主として貯蔵されている脂肪の分解によって得られる。ふつう、動物は地中、水底など温度変化の比較的少ない場所や、木、葉、わらなどの中で冬を越すが、冬眠は変温動物の越冬への適応型と考えられる。恒温動物でもコウモリ、シマリス、ハムスター、ヤマネ、クマなど、冬眠するものがある。《季・冬》

コメント:僅かですが遡ります

編集部:2009年10月19日付けで、郁文舍編輯所『理科辞典』(1904)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼることになります。

著書・作品名:普通教育 動物学教科書

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1903年2月12日

著者・作者:箕作佳吉

掲載ページなど:39ページ

発行元:東京開成館