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じゅうにかい【十二階】

読者カード 用例 2018年03月14日 公開

2016年09月22日 古書人さん投稿

用例:え、え、何ですと、十二階(かい)の天頂(てんぺん)だと、可加減なことをおっしゃい。
『文藝倶楽部(第二巻第一編)』 1896年1月10日 芋之助
語釈:【二】東京都台東区浅草公園にあった凌雲閣の通称。一〇階まで煉瓦(れんが)造りの八角形一二階建であった。高さ五二メートル。明治二三年(一八九〇)建造され、大正一二年(一九二三)関東大震災のために半壊した。浅草十二階。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、『風俗画報‐一三三号』(1897)からの例が添えられていますが、さらに、1年さかのぼることになります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第一編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月10日

著者・作者:芋之助

掲載ページなど:189ページ

発行元:博文館