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にぶる【鈍】

読者カード 用例 2017年03月15日 公開

2016年12月08日 monoさん投稿

用例:高原は一面に深い霧にとざされたように模糊としている。そして太陽が、まるで焼いた銅のような怪しい赤黒色に鈍って見える。
『六月』 1913年 相馬泰三
語釈:〔自ラ五(四)〕③ぼんやりする。どんよりとする。また、空が曇る。

コメント:さかのぼる用例だと思います。

編集部:第2版では、矢田津世子『神楽坂』(1935)からの例が添えられていますが、さらに、22年さかのぼることになります。

著書・作品名:六月

媒体形式:その他

刊行年(月日):1913年

著者・作者:相馬泰三

掲載ページなど:

発行元:青空文庫