日国友の会



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にほんまる【日本丸】

読者カード 用例 2018年08月01日 公開

2017年01月09日 古書人さん投稿

用例:その此、此浦に日本(ニホン)丸とて天下にならびなき大船を繋がれしとなん。(巻第五 従有馬到播州明石記)
『千種日記』 1683年 著者不詳
語釈:〔二〕文祿二年(一五九三)夏、毛利輝元が朝鮮出征用に建造した大安宅船宮徳丸を、秀吉がその出来栄えに感嘆して日本丸と改名させたもの。一説に、〔一〕が鬼宿丸と改名されたとあり、毛利の日本丸命名のため、重複を避けたともみられる。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、『通航一覧』(1853)からの例が添えられていますが、さらに、170年さかのぼることになります。

著書・作品名:千種日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:276ページ

発行元:古典文庫