こんじきいん【金色院】
読者カード 項目 2018年10月16日 公開
用例: | 門ヲ入リ左ニ矢目伊兵衛石碑アリ別紙ニ写ス 金色院ト云光堂(ヒカリ)別当ナリ |
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『奥羽道記』 1691年 丸山可澄 | |
語釈: | 岩手県平泉町にある天台宗中尊寺の塔頭 (たっちゅう) 。円仁の孫弟子頼房が仁和1 (885) 年に創建した。当初は竹下坊と称していたが,天和2 (1682) 年,この寺の住職が金色堂の別当の位についてから,この呼称を用いるようになった。今日も金色堂は金色院の所管で,金色堂内陣,七宝荘厳巻柱 (金色堂内の柱) ,堂内の構造である升組 (ますぐみ) と蟇股 (かえるまた) ,堂内の須弥壇 (藤原清衡,基衡,秀衡の遺体が葬られている) などの国宝ほか,多くの寺宝を有している。〔『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』@kobobank〕 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:奥羽道記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1691年
著者・作者:丸山可澄
掲載ページなど:70ページ
発行元:古典文庫