日国友の会



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こんじきいん【金色院】

読者カード 項目 2018年10月16日 公開

2017年03月04日 古書人さん投稿

用例:門ヲ入リ左ニ矢目伊兵衛石碑アリ別紙ニ写ス 金色院ト云光堂(ヒカリ)別当ナリ
『奥羽道記』 1691年 丸山可澄
語釈:岩手県平泉町にある天台宗中尊寺の塔頭 (たっちゅう) 。円仁の孫弟子頼房が仁和1 (885) 年に創建した。当初は竹下坊と称していたが,天和2 (1682) 年,この寺の住職が金色堂の別当の位についてから,この呼称を用いるようになった。今日も金色堂は金色院の所管で,金色堂内陣,七宝荘厳巻柱 (金色堂内の柱) ,堂内の構造である升組 (ますぐみ) と蟇股 (かえるまた) ,堂内の須弥壇 (藤原清衡,基衡,秀衡の遺体が葬られている) などの国宝ほか,多くの寺宝を有している。〔『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』@kobobank〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:奥羽道記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1691年

著者・作者:丸山可澄

掲載ページなど:70ページ

発行元:古典文庫