日国友の会



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スピリルムぞく【—属】

読者カード 項目 2018年12月14日 公開

2017年04月12日 古書人さん投稿

用例:「スピリルム」属(Spirillum)螺旋状ニ屈曲シ両端ニ鞭毛束生ス。
『袖珍 醗酵菌類検索便覧』 1905年12月2日 斎藤賢道
語釈:〔名〕(ラテン spirillum)スピリルム科の細菌で、淡水および海水に生息する。グラム陰性で螺旋(らせん)状を呈する。長さ14~60マイクロメートル、幅0.25~1.7マイクロメートル、螺旋波長は5~15マイクロメートル(1マイクロメートルは100万分の1メートル)。菌体の一端または両端に単毛または束毛の鞭毛(べんもう)をもって運動する。スピリルムは好気性または偏性の微好気性であり、化学合成有機酸化生物の一つとされる。糖からは酸を生産しないが、酸化酵素やカタラーゼを生産する。〈以下略〉〔『日本大百科全書』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:袖珍 醗酵菌類検索便覧

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1905年12月2日

著者・作者:斎藤賢道

掲載ページなど:2ページ

発行元:丸善