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そうはとんやが[で]おろさない【そうは問屋=が[=で]卸さない】

読者カード 用例 2017年05月19日 公開

2017年05月15日 天逆大童さん投稿

用例:是が少し長く續けば日本も債務國から一轉して債権國となる、併しそうは問屋(とひや)が卸さないにした所で、
『京都日出新聞』 1916年9月2日
語釈:(そんなに安い値段では問屋が卸し売りをしない、元値を割ってまで売るわけにはいかない、の意から)相手の注文どおりに応ずるわけにはいかない。そんなにたやすくできるものではない。また、そう簡単にはさせない。

コメント:「が」の用例で、遡ります。

編集部:2008年12月11日付けで、末広鉄男さんに、読売新聞社『ついに太陽をとらえた』(1954)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、38年さかのぼることになります。

著書・作品名:京都日出新聞

媒体形式:新聞・広報・官報

刊行年(月日):1916年9月2日

著者・作者:

掲載ページなど:粗製濫造問題 (社説)

発行元:京都日出新聞社