そうはとんやが[で]おろさない【そうは問屋=が[=で]卸さない】
読者カード 用例 2017年05月19日 公開
用例: | 是が少し長く續けば日本も債務國から一轉して債権國となる、併しそうは問屋(とひや)が卸さないにした所で、 |
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『京都日出新聞』 1916年9月2日 | |
語釈: | (そんなに安い値段では問屋が卸し売りをしない、元値を割ってまで売るわけにはいかない、の意から)相手の注文どおりに応ずるわけにはいかない。そんなにたやすくできるものではない。また、そう簡単にはさせない。 |
コメント:「が」の用例で、遡ります。
編集部:2008年12月11日付けで、末広鉄男さんに、読売新聞社『ついに太陽をとらえた』(1954)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、38年さかのぼることになります。
著書・作品名:京都日出新聞
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1916年9月2日
著者・作者:
掲載ページなど:粗製濫造問題 (社説)
発行元:京都日出新聞社