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ぼっかい【渤海】

読者カード 用例 2019年03月13日 公開

2017年07月26日 古書人さん投稿

用例:大歴中。渤海以日本舞女十一。〈一〉
『明文抄』 1232年 藤原孝範編
語釈:(一)七世紀末から一〇世紀初期まで、中国東北地方の南東部から朝鮮半島北部沿海州を領域とした国(六九八~九二六)。高句麗系の大祚栄の建国になり、初め震と称したが、七一三年唐から渤海郡王に封ぜられて渤海と改称。五京(ごけい)を置き、都城は長安に模した。日本とも友好関係を結んだが、九二六年契丹に滅ぼされた。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:2010年7月31日付けで、伊東梅宇『見聞談叢』(1738)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、506年さかのぼることになります。

著書・作品名:明文抄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1232年

著者・作者:藤原孝範編

掲載ページなど:94ページ〔「続群書類従」(巻第八百八十六)雑部三十六〕

発行元:続群書類従完成会