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くだら【百済】

読者カード 用例 2019年03月13日 公開

2017年07月26日 古書人さん投稿

用例:百済王等遠慕皇化。〈一〉
『明文抄』 1232年 藤原孝範編
語釈:〔一〕朝鮮の三国時代、半島西南部にあった国。四世紀初の馬韓から起こるが、伝説ではその前身伯済国の始祖温祚(おんそ)王は高句麗(こうくり)から移った扶余の系統と伝える。首都は漢山、のち熊津。任那(みまな)の滅亡後、新羅(しらぎ)、高句麗と抗争。日本、中国南朝とは友好関係を保ち、わが国に仏教その他の大陸文化を伝える。六六〇年、新羅・唐連合軍に滅ぼされた。

コメント:解釈1の初事例です

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:明文抄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1232年

著者・作者:藤原孝範編

掲載ページなど:94ページ〔「続群書類従」(巻第八百八十六)雑部三十六〕

発行元:続群書類従完成会