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ハングル

読者カード 用例 2017年08月10日 公開

2017年08月10日 江東遊民さん投稿

用例:韓国では確かに漢字を使いませんで、交通標識などもハングルの標識をやっております。
『第63回衆議院交通安全対策特別委員会第15号(閉会中審査)』 1970年7月10日 伊達宗起説明員
語釈:〔名〕(朝鮮 hangr 「大いなる文字」の意)朝鮮固有の文字。李朝第四代の世宗によって制定され、一四四六年「訓民正音」として公布された。アルファベットのような表音文字でありながら、漢字の原理を取り入れ、母音字と子音字を組み合わせて音節単位に書くのが特徴で縦書きも横書きもできる。子音字は、口、歯、舌などの調音器官にかたどったものが基本となっている。制定当時は母音字一一、子音字一七の計二八字であったが、現在では母音字一〇、子音字一四の二四字が用いられている。なお、朝鮮民主主義人民共和国ではチョソンクルといい、さらに濃音字五、複合母音字一一を加えて合計四〇字が用いられる。諺文(おんもん)は日本統治時代の語で、今日では使われない。朝鮮文字。

コメント:国会会議録では、この例がいちばん古い。

編集部:2016年1月17日付けで、古書人さんに、高部義信『アメリカ新語辞典』(1978)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、8年さかのぼることになります。

著書・作品名:第63回衆議院交通安全対策特別委員会第15号(閉会中審査)

媒体形式:その他

刊行年(月日):1970年7月10日

著者・作者:伊達宗起説明員

掲載ページなど:2ページ

発行元:国会会議録