日国友の会



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じんみょうちょう【神名帳】

読者カード 用例 2019年03月24日 公開

2017年08月14日 古書人さん投稿

用例:二月堂の佛前にて日本国中の神祇三千七百余社の神名帳(ジンメウテウ)をよみて勧請し奉るなり。〈巻第九 従和州郡山到京都記〉
『千種日記』 1683年 著者不詳
語釈:〔名〕神社とその祭神の名を記す帳簿。とくに「延喜神名式」(延喜神名帳)を指すことが多い。これは奈良時代以降、祈年祭に国家から幣帛(官幣・国幣)を受ける官社の国郡別一覧表で、祭神の総数三一三二座・神社の総数二八六一処が登録されている。この神名帳に記載されている神社は「式内の社」とよばれ、それ以外の「式外(しきげ)の社」と区別された。ほかに一国内の諸社を記録した「尾張国内神名牒」や、寺院で用いる「恒例修正月勧請神名帳」などが知られている。しんめいちょう。

コメント:確例です

編集部:第2版では、確例を添えることができませんでした。

著書・作品名:千種日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:399ページ

発行元:古典文庫