じょうさんさよう【蒸散作用】
読者カード 用例 2019年05月09日 公開
用例: | これを葉の蒸散作用(ジョーサンサヨー)と申して、たとひ根から吸ひ上げなくても、葉の蒸散作用は、間断なく行はれてゐるため、 |
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『実用園芸新書』 1908年11月22日 青木信一編 | |
語釈: | 〔名〕「じょうさん(蒸散)(1)」に同じ。 |
コメント:遡ります
編集部:2010年5月16日付けで、拓殖秀臣・谷田専治・永野為武『生物学辞典』(1937)からの例が紹介されていますが、さらに、29年さかのぼることになります。「蒸散(1)」の語釈は「植物体内の水が水蒸気として体外に排出される現象。気孔を通じ行なわれる気孔蒸散とクチクラで行なわれるクチクラ蒸散に大別される。蒸散作用」となっています。
著書・作品名:実用園芸新書
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1908年11月22日
著者・作者:青木信一編
掲載ページなど:148ページ
発行元:参文舎