日国友の会



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がくあじさい【額紫陽花】

読者カード 用例 2019年05月28日 公開

2017年10月17日 古書人さん投稿

用例:ガクアヂサヰ或はガクバナともいひます。
『実用園芸新書』 1908年11月22日 青木信一編
語釈:〔名〕ユキノシタ科の落葉低木。関東南部、伊豆半島、伊豆七島の海岸近くに野生し、観賞のため植栽されることも多い。茎は根元から叢生(そうせい)し、高さ二メートルに達する。葉は対生し、深緑色で質厚く光沢があり、先端のとがった楕円形で柄がある。夏、枝先に装飾花に囲まれて碧紫色の小さな五弁花をやや密に多数つける。装飾花は直径四センチメートルぐらいの方形で青紫色または白みのある紫色を帯びる。花のまわりに装飾花があることからこの名がある。がくばな。がく。がくのはな。学名はHydrangea macrophylla f. normalis 《季・夏》

コメント:遡ります

編集部:第2版では、岡麓『庭苔』(1926)からの例が添えられていますが、さらに、18年さかのぼることになります。

著書・作品名:実用園芸新書

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1908年11月22日

著者・作者:青木信一編

掲載ページなど:458ページ

発行元:参文舎