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フランス【仏蘭西】

読者カード 用例 2019年07月13日 公開

2017年11月06日 古書人さん投稿

用例:フランス ヲランダ国ノ南大国也、〈巻五〉
『増補華夷通商考』 1708年 西川求林齋
語釈:(France )ヨーロッパ西部、大西洋と地中海に面する共和国。全般に平野が広がり、工業のほか、農業とくに酪農、果樹栽培が盛ん。古くはガリアと呼ばれていたが、紀元前一世紀中ばカエサルの遠征で全土がローマの属州となり、五世紀ごろゲルマンのフランク族が来住して統一国家を建設した。フランク王国が分裂して西フランク王国の地となり、いくつかの王朝の支配を経て、しだいに民族、文化を形成。一七世紀にはヨーロッパの指導的地位に立ち、海外植民地を領有して栄えた。一七八九年革命によって共和政が成立し、ついでナポレオン一世による第一帝政、一八四八年二月革命以後の第二共和政、五二年からの第二帝政、七一年からの第三共和政、第二次世界大戦後の第四共和政、一九五八年以降ドゴールによる第五共和政を経て現在に至る。首都パリ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『名物六帖』(1727-77)からの例が早い例として添えられていますが、さらに、69年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:増補華夷通商考

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1708年

著者・作者:西川求林齋

掲載ページなど:371ページ(「日本経済大典」(復刻版第4巻)より)

発行元:薗田総合企画