日国友の会



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ルーマニア

読者カード 用例 2019年07月15日 公開

2017年11月08日 古書人さん投稿

用例:ゲレジヤ〈略〉此国ノ属国ニ「ロウマニヤ」ト云国アリ〈巻五〉
『増補華夷通商考』 1708年 西川求林齋
語釈:(Romania, 旧表記 Rumania ローマ人の住む土地の意)ヨーロッパ南東部、バルカン半島の北東部にある国。黒海に臨み、南部国境をドナウ川が流れる。住民はラテン系のルーマニア人。一八七八年ルーマニア王国としてトルコから独立。第二次世界大戦によりファシスト政権が倒れて、一九四七年人民共和国が成立し、六五年に社会主義共和国となった。八九年に社会主義体制が崩壊し、国名をルーマニアと改称。地下資源が豊富で、工業がさかん。首都ブカレスト(ブクレシュチ)。ルーマニア語名ロムニア。

コメント:遡ります

編集部:『精選版日本国語大辞典』に久米邦武『米欧回覧実記』(1877)からの例が添えられていますが、さらに、169年さかのぼることになります。

著書・作品名:増補華夷通商考

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1708年

著者・作者:西川求林齋

掲載ページなど:371ページ(「日本経済大典」(復刻版第4巻)より)

発行元:薗田総合企画