あいしょか【愛書家】
読者カード 用例 2018年01月07日 公開
用例: | たぶんこの老人は、あるいは商売にしろ物好きにしろ、とにかく貧しい愛書家で、しかも珍本の蒐集家に相違ないと思った。 |
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『空家の冒険』 1929年 三上於菟吉訳 | |
語釈: | 〔名〕本が好きな人。特に、蒐集や所蔵の対象として本を愛する人。 |
コメント:2版の例よりも古い。
編集部:第2版では、内田魯庵『読書放浪』(1933)からの例が早いのですが、さらに、4年さかのぼることになります。
著書・作品名:空家の冒険
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1929年
著者・作者:三上於菟吉訳
掲載ページなど:青空文庫〔『世界探偵小説全集 第四卷 シヤーロツク・ホームズの歸還』、1929〕
発行元:平凡社