あいしょくか【愛食家】
読者カード 項目 2018年01月07日 公開
用例: | 中食はテストフ亭と云ふ料理店に入つたが、此でもミハイル、アウエリヤヌヰチは、頬鬚を撫でながら、暫少時(ややしばらく)、品書を拈轉(ひねく)つて、料理店を我が家のやうに擧動(ふるま)ふ愛食家風(アイショクか)の調子で |
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『六號室』 1906年 瀬沼夏葉訳 | |
語釈: | 〔名〕食べるのを好む人。 |
コメント:2版には見出しがない。青空文庫の書誌によれば、初出は、雑誌『文藝界』の1906(明治39)年4月号に掲載とある。
編集部:第2版では立項されませんでした。
著書・作品名:六號室
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1906年
著者・作者:瀬沼夏葉訳
掲載ページなど:青空文庫〔『明治文學全集 82 明治女流文學集(二)』、1965〕
発行元:筑摩書房