せきじのとり【関路の鳥(鶏)】
読者カード 用例 2018年03月01日 公開
用例: | 岩ねふみ月に山邊を越行は関路の鳥の声しきるなり(建久六年一月二十日) |
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『民部卿家歌合』 1195年 | |
語釈: | (中国春秋時代の孟嘗君が、鶏の鳴き声によって函谷関を脱出したという「史記」の故事や、それをよんだ清少納言の歌「夜をこめてとりのそらねははかるとも世にあふ坂の関は許さじ」から)鶏をいう。 |
コメント:さかのぼります。
編集部:第2版では、『平家物語』(13C前)からの例が早いのですが、さかのぼることになります。
著書・作品名:民部卿家歌合
媒体形式:その他
刊行年(月日):1195年
著者・作者:
掲載ページなど:
発行元:日文研HPの和歌データベース