たいはく【太白】
読者カード 用例 2018年03月01日 公開
用例: | 太白(さつまいも)を竹の皮で包んで□□で八時間位煮てとり出し二分四角位に切り三時間位天日で干す |
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『蜜蜂』 1943年 中勘助 | |
語釈: | 【二】〔名〕(7)「たいはくいも(太白芋)」に同じ。 |
コメント:用例がなかったので。219頁に初出は『蜜蜂』昭和18年とあります。(昭和18年=1943)
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。「太白芋」の語釈は「サツマイモの一品種。芋の皮は鮮紅色。粘質で甘く食用とされる。関東および北陸の一部で栽培される。太白。」となっています。岩波文庫版では、「たいはく」と緑帯の表記処理によって校訂者ルビが振られていますね。
著書・作品名:蜜蜂
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1943年
著者・作者:中勘助
掲載ページなど:143ページ〔中勘助『蜜蜂・余生』、1985〕
発行元:岩波書店