日国友の会



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でんわボックス【電話—】

読者カード 用例 2018年03月01日 公開

2018年02月03日 ねじり草さん投稿

用例:私は電話ボツクスを出て駅の土間に引返し、もう一度ベンチに腰をかけてみた。
『寒夜』 1941年 井伏鱒二
語釈:〔名〕(ボックスは英 box)公衆電話を設置してある箱型の小さな建物。

コメント:さかのぼります。解題の583頁に1941年『サンデー毎日』第1号に発表。『シグレ島叙景』(実業之日本社1941年)に収録、底本には同書とあります。

編集部:2004年10月14日付けで、末広鉄男さんに、島田一男『冥土の顔役』(1957)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、16年さかのぼることになります。

著書・作品名:寒夜

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1941年

著者・作者:井伏鱒二

掲載ページなど:393ページ〔『井伏鱒二全集 第九巻』、1997〕

発行元:筑摩書房