日国友の会



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シャーマニズム

読者カード 用例 2018年03月01日 公開

2018年02月04日 ねじり草さん投稿

用例:そこにシャーマニズム的なものをさえ捉えることもできそうである。
『『遠野物語』から』 1937年 桑原武夫
語釈:〔名〕(英 shamanism)《シャマニズム》シベリア北部の原住諸民族が創始し、極東地方に伝わったとされる原始宗教の一つ。シャーマンと呼ばれる巫女、あるいは巫者が、厳格な修行によって神や精霊と直接交わる能力を得、一種の没我の境地のなかに悪霊や病魔を追い払い、吉凶の判断、予言などを行なうもの。日本の原始宗教もその流れを汲むともいわれる。シャーマン教。

コメント:文例としてさかのぼります。150ページに1937年7月『文学界』とあります。

編集部:第2版では、文例としては、円地文子『女面』(1958)からの例が添えられていますが、さらに、21年さかのぼることになります。

著書・作品名:『遠野物語』から

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1937年

著者・作者:桑原武夫

掲載ページなど:147ページ〔『桑原武夫集1』、1980〕

発行元:岩波書店