ジンギスカンりょうり【成吉思汗料理】
読者カード 用例 2018年03月20日 公開
用例: | 「二千年料理」と称し、密かに他に誇りしもの、いつしか「成吉斯汗(ジンギスカン)料理」として北京食通の間に重んぜらるに至れり。〔支那小游〕 |
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『支那我観』 1919年3月 松永安左衛門 | |
語釈: | [二](昔、ジンギスカンが戦いの際に軍勢を鼓舞するために野外で羊肉をかぶとの上であぶり焼いて兵士に食べさせたという伝説から)あらかじめたれに漬け込んだ羊肉や野菜を鉄板・金網・鍋などで焼きながら食べる料理。ジンギスカン。 |
コメント:遡ります。
編集部:2008年12月22日付けで、蘆田止水『北京名物「成吉斯汗料理」』(『趣味の名物及特産2巻2号』1923年2月)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼることになります。
著書・作品名:支那我観
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1919年3月
著者・作者:松永安左衛門
掲載ページなど:70ページ
発行元:実業之世界社