きゅうめいブイ【救命—】
読者カード 用例 2018年12月01日 公開
用例: | 同五日の朝、銚子の浜辺に一片の救命標(ぶい)流れつきたりしより〈若葉かげ・明治二四年六月一一日〉 |
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『一葉青春日記』 1891年 樋口一葉 | |
語釈: | 【一】〔名〕(英 buoy)(2)救命浮環のこと。 |
コメント:1891年6月11日の日記なのでさかのぼります。
編集部:第2版では、『風俗画報‐三二二号』(1905)からの例が早いのですが、さらに、14年さかのぼることになります。(2018/4/17)
「ブイ」の例としてご投稿いただきましたが、第2版では、「救命ブイ」の見出しがあるので、その例といたします。(2018/12/01)
著書・作品名:一葉青春日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1891年
著者・作者:樋口一葉
掲載ページなど:25ページ〔樋口一葉・和田芳恵編注『一葉青春日記』、1956(改版1970)〕
発行元:角川書店