日国友の会



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じゃこうあげは【麝香鳳蝶】

読者カード 用例 2019年11月02日 公開

2018年03月04日 古書人さん投稿

用例:又僕の地方ではクロアゲハやジャコウアゲハやカラスバアゲハの事をヤンメ蝶(病目蝶)と云ふて彼れを捕ふると眼病をすると云ふて居る
『通信 ◎昆蟲に関する葉書通信(拾)(「昆蟲世界」(第5巻第42号)より)』 1901年2月15日
語釈:〔名〕アゲハチョウ科の大形のチョウ。はねの開張約一〇センチメートル。雄は絹糸状の光沢のある黒色で、後翅の後ぶちに紅色紋があるが裏面ほど顕著でない。雌は灰褐色で翅脈は黒く、後翅の紋は橙色。幼虫はウマノスズクサ類を食べ、阿菊虫(おきくむし)と呼ばれる。年に数回、または春秋の二回発生。雄の体から芳香を放つところからこの名がある。本州以南の平地に分布。やまじょろう。学名はByasa alcinous

コメント:遡ります

編集部:2010年1月22日付けで、ぽんちさんに、芝木好子『黄色い皇帝』(1976)の例をご紹介いただいていますが、さらに、75年さかのぼります。

著書・作品名:通信 ◎昆蟲に関する葉書通信(拾)(「昆蟲世界」(第5巻第42号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1901年2月15日

著者・作者:

掲載ページなど:30ページ

発行元:名和昆虫研究所