日国友の会



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ひめうらなみじゃのめ【姫裏波蛇目】

読者カード 項目 2019年11月12日 公開

2018年03月13日 古書人さん投稿

用例:蛇目蝶科 ヒメウラナシジャノメ
『通信 ◎中遠(静岡縣の一部)の蝶報(「昆蟲世界」(第5巻第43号)より)』 1901年3月15日 神村直三郎
語釈:〔名〕昆虫綱鱗翅(りんし)目ジャノメチョウ科に属するチョウ。北海道より九州(屋久(やく)島を含む)にわたる全国各地に普通。しかし、対馬(つしま)および吐噶喇(とから)列島以南の南西諸島には分布しない。国外では朝鮮半島、中国北部に産する。小形のジャノメチョウで、はねの開張は39ミリメートル内外。はねの裏面に小さなさざ波状の斑紋(はんもん)があり、後ろばね裏面の眼状紋はウラナミジャノメの3個に対して、本種では5個。北海道あたりの寒冷地では年1回または2回の発生、九州あたりの暖地では年3回(4月中・下旬から5月、7月、8~9月)の発生。幼虫の食草はイネ科の雑草。〔『ニッポニカ』@JapanKnowledge〕

コメント:事例の中の印刷ミスをそのまま投稿しました

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:通信 ◎中遠(静岡縣の一部)の蝶報(「昆蟲世界」(第5巻第43号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1901年3月15日

著者・作者:神村直三郎

掲載ページなど:31ページ

発行元:名和昆虫研究所