日国友の会



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ピジンイングリッシュ

読者カード 項目 2018年05月11日 公開

2018年03月14日 ねじり草さん投稿

用例:ケリーワルシュにてピジンインダ(ママ)リシュの本をかふ
『「大正十一年日記」』 1922年 柳田國男
語釈:《ピジンは英語のbusinessの中国語なまりからという》中国・東南アジアなどで、取引に用いられた、英語と中国語などの混合語。また、英語をもとにした混合語。ピジン英語。〈cf.デジタル大辞泉〉

コメント:2018年2月12日に鶴見俊輔さんの1946年の用例を投稿しましたが、さかのぼる用例がありました。大正11年5月13日の日記より。(大正11年=1922)インダのダはグと判断したのですがいかがでしょうか?

編集部:2018年2月12日付けで、鶴見俊輔『ベイシック英語の背景』(1946)からの例をご紹介いただいています火、さらに、24年さかのぼることになります。「ダ」は誤植と思われます。

著書・作品名:「大正十一年日記」

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1922年

著者・作者:柳田國男

掲載ページなど:387ページ〔『定本 柳田國男集 別巻第四』、19〕

発行元:筑摩書房